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#1 What is a friend

 初めての投稿は自己紹介的な物が一般的なのだろうか。だとしたら困る。自己紹介は苦手である。人からは目立ちたがり屋だと思われてるし、自分でも目立ちたがり屋の自覚はある。ただ人前でふざけた事をするのは、本当の自分を見られるのが恥ずかしいからなのかもしれない。自分の話をするのが恥ずかしいから戯けたふりをしてしまうのかもしれない。なので自己紹介は苦手である。
 今回は”友達とは何か“について書かせていただきたい。”友達とは何か“擦られすぎたテーマかもしれない。本当の自分をみせられる。一緒にいて楽しい。色々あるだろう。正直僕は考えた事は無かった。考えて何かが変わるわけではないからである。ただ最近ふと思ったのである。「これは友情ってやつだ」と。友情オナニー、これこそが“友達とは何か”の答えなのではないかと。
 つまらない文章をここまで読み進めてくださった方には大変申し訳ない。これはオナニーの話なのである。
 高校を卒業したすぐ後の春休みに、友人達とキャンプに行った。とりたての免許での山道はワクワクするものだ。大自然での焚き火や、キャンプ飯、森の空気と共に吸い込むタバコの煙、全てが最高だった。
 夜になりテントでみんなで横になる。疲れていたのだろう、みんな無口だ。身体は確かに疲れている。しかしなんだろう、元気な所、元気になりそうな所が一箇所あるのである。仕方がないなあと思いながら我が息子のために、エロ漫画サイトを開いてあげた。森の中、友人達と雑魚寝をしながらエロサイト、好きな物が盛り沢山である。ラーメンと餃子とチャーハンみたいなものだ。ただ無言でお姉さん系のエロ漫画を貪り食った。ポコチンも元気になり、ふと周りの奴らを見渡した。嬉しさと馬鹿馬鹿しさの混じったため息が溢れた。全員エロ漫画を読んでいたのだ。通りでみんな無口な訳だ。
「気持ちはみんな同じだな。ジャンケンしよう」
そう言って僕達はジャンケンをした。勝った者から順番に車の助手席でセンズリをこく。ヌキ終わったら次の奴に交代だ。
 最高にプリティーでクールジャパンな活動ではないだろうか。外国人も思わず叫ぶだろう。
「日本人はオナニーの時も順番を守るのかよ!」
と。
 大自然での助手席順番制オナニーは、僕たちにキャンプの楽しみを、そして友情の素晴らしさを教えてくれた。自己紹介は恥ずかしいが、オナニーは別物である。
 これはまだ始まりに過ぎない。これから僕の友情オナニーは始まっていくのである。
#2 Deepening friendship に続く

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