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【第17レース】今年(昨年)のレースを振り返る(12)

こんにちは、ワイぞーです。

こちらのシリーズも12回となりました。でもテーマによってばらばらに目次ができてしまうので、本日より冒頭に何回投稿したかがわかるように【第●●レース】とタイトルをつけることにしました。

さて、今回はサロマ湖100Kウルトラマラソンの参戦記です。こちらエントリーからクリック合戦の大人気レースとなっており、募集開始からわずか30分ほどで締め切りとなってしまいます。今年の「トレニックワールド 100mile&100km in 彩の国」をほうふつとさせますね。第0次関門、とも呼ばれます。
何とかエントリーを済ませたはいいものの、こちらのレースの勝負どころはズバリ気候と遠征による環境の変化です。基本的に車中泊をメインにしているので、よるはぐっすり眠ることを考えていません(笑)。当日にいたるまでの近くの雰囲気を間近で感じられたほうが旅行の楽しみにがある、という信念があり、あまり便利なホテルや旅館に泊まろうとは思っていません。なので寒かったり暑い季節の車中泊は、実はかなりエネルギーを消費していると思います。

空港についてから近くのレンタカーで300kmの移動、そして事前受付を済ませたらすぐにスタート地点へ50km移動してから買い出しなどをします。かなりルーティンになってきて個人的にはようやくストレスなく当日を迎えられるようになってきました。しかし北海道は広く、しかもガソリンスタンドが早くしまる&数が少ない、ということがあって心配になるのは毎年のこと。

朝は5時にスタートして、周りの方の速さに圧倒されながらも「いや、自分はココでは飛ばさないぞ」と言い聞かせながら足を進めます。大体キロ5分10秒くらいで体が温まってくるのが30キロ地点かなぁ。。。そこからは聞こうとの勝負!というのも、

最近のサロマ湖周辺も温暖化(?)なのか25度を下回ることがほぼなくなっていまして、日中の気温は平気で30度を超えてきます。暑さとの勝負になるのです。寒暖差との勝負、水分補給のタイミング、補給物の選択…様々な要素が絡み合ってきます。途中の54.6キロ地点でドロップバック(事前にスタートで預けた手荷物)を受け取れるので、そこで絶対に済ませたいものを忍ばせておきます。なかには着替えや別の靴を用意する人もいます。坂道の途中にあって、周辺10キロ(45~55キロ)はアップダウンもあるので、みなさん相当疲れてやってきます。

今年のサロマも過去1,2を争うほどの高温レースとなり、途中で脱水になったり足が止まってしまう人が続出していた印象があります。出場者の平均年齢が高いということもあるのか、坂道では歩いている人も多いですね。

今回はかなり走り込みをしていたこともあり、あまりロードで止まりそうなことはありませんでしたが、さすがに魔女の森(65~70キロ地点の通称名。魔女のコスプレをする方が応援してくださる森林の唯一日陰のある地点なのでそう呼ばれている)あたりからはきつくなってきました。

今回は満を持してトレランスタイルでザックを背負ってスタートをしたのですが、それが功を奏しました。あれで水が好きな時に飲めなかったらタイムはあっという間に15分~それ以上遅くなっていただろうと思います。

今回は80キロ地点の休憩が5分と長かったことを除けば、何とか我慢の走りができました。でも今年はコースが一部変更になり、サロマ湖の国立公園内の保守点検整備(?)の関係で、ワッカ原生花園のいいところが見られずながーーーい日向道を進むだけという何ともタンパクなコース設定になってしまったので、メンタルの維持が大変でした。

結果的には50番前後(9時間前半)でゴール!無事にマラソングランドスラムの一つ、ウルトラサブ10を達成することができました(^^♪これまでやってきたことが報われた気持ちが沸き起こり、涙が出てきました。それと同時に、相対的に見ると暑さには強いのかもしれないということがわかったレースでもありました。

以上が振り返りとなります。来年(今年だ)はどうしようか、、、非常に思い出に残る大会となりました!

さて、本日のワークアウトも新年にふさわしい「ロード20キロラン」となりました。(上のデータを参照)

いつも走っているコースではないところをめぐり、新しい道路ができているだとかここはお店を閉めたんだなとかここ行ったらどこと道がつながっているか予想してみよう・・・、など考えたいことがたくさん浮かんできます。それとともにペースをかんがえつつ体を動かすといった感じです。

それでは♪
次回は北海道マラソン2023を振り返ります!




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