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水産庁の白鷲丸をみかけた話。

先日、新潟市中央区にある朱鷺メッセへ用事を足しに行ってきた。

その時、
駐車場のすぐ横を流れる信濃川河口付近に、一隻の船が停泊していた。

“白鷲丸”はくしゅうまる

そして、何より目を引くのは船体に大きく書かれた“水産庁”の文字。

国所有の船らしく、
飾り気皆無の四角四面真面目なフォントで、正々堂々デカデカ書かれた潔いその3文字。

水産庁の船かぁ、どんな仕事をする船なんだろう?


と、興味津々。

白鷲丸

早速調べてみたところ…

本船は、漁業取締本部新潟支部配属の漁業取締船で、我が国周辺水域等において、違法な操業及び漁具の設置を行う外国漁船等の指導・取締を行うことを目的としています。

水産庁HP

近年、我が国周辺水域においては、道東・三陸沖公海への中国漁船等の進出や日本海大和堆周辺などの外国漁船の違法操業が悪質・巧妙化する中、我が国水産資源の保存・管理及び漁業秩序の維持のため、漁業取締りの体制強化が求められていました。
このため、水産庁官船としては55年ぶりの新造船となる最新鋭の漁業取締船白鷲丸を建造しました。

同じく、水産庁HP

とのこと。

日夜、日本の水産資源の保存・管理及び漁業秩序の維持のため、海のパトロールをしてくれているらしい。

この船は、新型漁業取締船として2020年3月16日に“白嶺丸”はくれいまると一緒に竣工されたそうだ。

《完全同期が日本の何処かで頑張っているなんて、なんか胸熱…!》←心の声がデカい。


2020年といえば令和元年製。
比較的新しい船の様だ。

どおりで、真っ白ピッカピカなワケだ。

真っ白ボディなのにスゴイ。


それか、
キレイなのは日本の顔の船だから、日頃からメッチャ洗車…洗船(?)しているんだろうか…?

そうなのであれば、自分も愛車に対する向き合い方を見習いたい。

白鷲丸の方は、
上の水産庁の説明にもあったような、近年増加する悪質外国漁船などに対する取締体制強化の観点から、水産庁で55年振りに1隻増勢するために新規建造船された船なのだそうだ。

そして現在は、新潟漁業調整事務所に配備されているとのこと。

だから、今日、此処でお会いできたんですね。

パトロールの為の船を、新たに1隻増やさざるを得なかった背景は、だいぶ哀しいところもあるが…


新型漁業取締船と聞くと、ワクワクを禁じ得ない。(←ミーハー)


新型は従来の漁業取締船より…


✅大型化

✅耐航性向上

✅探照灯、電光掲示板、遠隔操作式放水銃など最新設備を搭載


など、パワーアップしているらしい。

お高そうだぁ〜(←ソコ?)



ここから余談。

白鷲丸を存分に観察したいつきは、帰る為振り返った…

振り返ると、其処にも船。

そこには、白鷲丸の比ではない大きな船の姿があった。


新潟で一番高い高層ビル朱鷺メッセ(地上31階建、高さ140.5m)含む、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターは、船の形をイメージして作られており、ちょうど信濃川に作られた人工島(万代島)の突き出した部分いっぱいに作られているので船のような形に見えるのだ。

信濃川の対岸から見ると、より船みたいに見える⇩

朱鷺メッセ公式HPさんより拝借。


朱鷺メッセについては、以前この記事で詳しくは書いているので読んでいただけたら嬉しい。⇩


昔、北前船(北前船は、瀬戸内から松前の間の日本海側を航行する、積み荷を各地で売買する商船)寄港地として繁栄した湊町新潟らしく、

再現された北前船。
新潟文化物語HPより拝借。


“水の都新潟”には、船をモチーフにした代表的な建物がもう一つある。

Wikipediaより拝借。


北前船の帆の形をモチーフにした新潟日報メディアシップだ。

メディアシップは信濃川に架かる国指定重要文化財“萬代橋”ばんだいばしを渡ってすぐの所に建っている。

萬代橋とメディアシップが同時に視界入るポイントがあるのだが、“水の都新潟”の歴史的背景を知った上でこのふたつを眺めるのも、なかなか乙なものがあるといつきは勝手に思っている。

最後、何の話がわからなくなってしまったが…

今回は、『見慣れない船見たよ。』な、話しでした!


お読みいただきありがとうございました!


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