今日の学び『節分と皮付き落花生』
2024年の『節分』は、2月3日(土曜)。
恵方は『東北東』です。
鬼は〜外!福は〜内!
の、掛け声とともに皮付き落花生を投げつけて、
恵方巻きを食べるのでお馴染みですね。
…え、?
皮付き落花生じゃない…?大豆だ…??
いえいえ。
新潟を含む一部地域では、大豆ではなく皮付き落花生を撒くんです⇩
この分布図を見ると、一部地域という表現が果たしてふさわしいのか、分からなくなってきます。
人口比率で行ったら大豆派が圧勝でしょうが。
日本の国土面積の比率で言ったらワン・チャン…(何の?)
北海道はデッカイドウですからね(何を言ってるの?)
冗談は遥か東北東に置いておいて。
今回は、いつきとしてはお馴染みの、節分=落花生文化が面白いと思ったので、掘り下げてみることにしました。
節分に落花生を使う割合が高いのは、
北海道、東北、新潟、長野、宮崎などとなっており、いち早く落花生を撒き始めたのは北海道(昭和30-40年代)なのだそうです。
落花生の名産地、千葉はまさかの大豆派のようです。
落花生派のいつきは衝撃的でした。
千葉さん、あなたはもちろんコッチ側だと思ってた…
落花生を採用する、その殆どのエリアに共通するのは『雪の多い』エリアであること。
雪の多い地域で使う割合が高い理由は、諸説ありますが…⇩
✅雪の中に撒いた豆を拾うのが楽。
✅殻に入った豆の方が、拾って食べる時衛生的。
✅炒っだ大豆より美味しいから
と、いうものでした。
最後2つの理由に、グルメか!wと思わずツッコんでしまいました。
明らかに、豆を撒くより、食べる時の方に重きを置いています。
食べ物を大切に、より美味しいものを食べようという強い気概を持つ、素晴らしい県民性だと思いました。
いつき個人としては、
✅投げつけられた時に、あたりがソフト&痛くない。
と、言うのも加えたいところです。
大谷くんバリに全力投球されたら別ですが←
あの大きさと形なら、
目や鼻の穴にダイレクトに入ってしまうリスクは大豆よりは少ないでしょう。
比較的安全です。
兎にも角にも。
節分は室町時代からの行事ですが、日本で落花生の栽培が始まったのは比較的最近の明治7年からのこと。
これらの地域では、何処かのタイミングで大豆から落花生にシフトした模様です。
伝統に囚われ過ぎず、自分達がやりやすいように柔軟に変化させていった結果なのだと思います。
知恵と、思いやりの心が感じられて、とても素敵だと思いました。
大人になって、豆を実際に撒くことは無くなりました。
豆だけを歳の数だけ食べるのは、年々キツくなっていきますしね。
落花生はもちろん、1個で豆2個判定ですよね…?
いつきは柿ピーくらいが丁度良いようです。(わさび味希望)
でも、幼稚園で可愛い鬼に扮した先生に、落花生を投げつけて。
最後に配ってもらった、落花生とお菓子を食べたのは良い思い出として今でも残っています。
そして、
母に、スーパーで鬼のお面付きの豆菓子を買ってもらって、兄弟で被って遊んだのも良い思い出。
いつきは青鬼推しでした。
いつの時代の子供たちにも、大人になっても頭の片隅に残るような、楽しい節分を過ごして貰いたいと思います。
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