「正直」がゆえ...
私は2年間教員として教壇に立ち、1年間休職中の25歳。
1年の時を経て決断した結果
「もう一度教員として再挑戦しよう」
休職直後は絶対にやめてやる。と思った
けれど、内面とじっくりゆっくり向き合ったら
やっぱり教育に関心があるんだ
悔い残したくないんだ と。
診断書をもって学校へ。
よし、これで復帰に向けての第一歩だ!
と思っていた。
けれど。
『先生は、子供がたくさんいる前で給食を食べられますか?』
『校外学習などの時にバスや電車に乗ることができますか?』
パニック発作になる場面がある私。
「はい!できます!」と言えば復帰に向けて近道ができたのだろう。
正直すぎるがゆえに。
「できる…と思います。その場面がなかったので分かりません。」
『今は電車や人混みでの食事は大丈夫ですか?』
「グリーン車なら大丈夫ですが、その他は難しいです」
「がやがやするところは人の声が大きく聞こえてしまって食事ができません」
復帰訓練に向けての結果が分かるのは1か月後。
ところが。私の携帯の電話が鳴り。
『来週、訓練の報告をしたいので面談できませんか』と。
そこで悟った。
あぁ。だめだったんだ。また延長か。
ずしんと心が重くなる。
支援してくれている先輩に伝えた。
正直なのはいいところで強みだよ。だから否定はしなくていい。
これからどうするか。
電車や人がいるカフェ。レストラン。場所に出向いて成功体験をノートに書いていこう。今度、こんな日々を送っていました。できるようになりました。と言えるように。自分への自信につなげるために。
救われた。
もう
くよくよしない。前を向く。
遠回りしたっていい。
今自分ができることを一つずつ。一歩ずつ。
そして毎日こう考えることにしている。
今日は一日どんな日にしよう。
今日も一日ありがとう、いい日でした、とね。
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