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波長を上げる。

 どうやら、あと一週間程度で冥王星が水瓶座にやってくるらしい。
 って、気がついたのは昨日。

 正月からの震災、燃え上がる飛行機、それにより引き起こされた数々のSNS上の争い。
 それから日本がとうとう正義の勝てない国であることも露見してしまったし。

 それらに目を奪われ、自分も図らずも争いに加担しそうになり、ハッと寸前で気がついたりして。
 あー、これが波長が下がるってことなんかな。

 そんな理由で、冥王星のことなんかスコンと頭から抜けていたのでした……。あぶねー。

 冥王星水瓶座時代はどうやら波長の高さが違うもの同士は共存できなくなるらしい。
 だから波長は高く持て!とそこここで叫ばれている。
 うーん、確かに大事よね、波長。

 私は基本、他人のことを悪く言うのも噂話するのも好きじゃない。いい人ぶってるわけじゃない。ただ単に、後で罪悪感に苛まれるので。つまりメンタルが弱いだけ。
 だから多分、四六時中、誰かの噂話だの陰口だので楽しむ人とは共存不可能だ。
 そーゆーことなんかな。

 そういうことを宇宙からのメッセージなどで上手にまっすぐに伝えられたらいいんだけど、私は何の受取りもできない^^; 頭で考えるタイプなので、できる限り今回はロジカルに、左脳的(っていう?)考えてみたいと思います。

三峯神社さんにて。

 私はひとつだけ、今この冥王星祭り(?)について違和感を感じていることがあります。

 今のスピリチュアル全盛の世のなかにも言えることでもあるんだけど、この『波長を高く』『意識の高いものだけを』『光だけを』見ようとする風潮。
 波長を下げないために、外部の出来事を全てシャットアウトする。
 そういうことが必要な時期もある。確かに。

 うーん、だけどそうして過保護に守った波長って、また何かあるとすぐ落ちるんじゃない?
 永遠に目も耳も塞いで生き続けることはできないんだよ、人間だもの。
 そうしていく限り、これ以上に波長を上げることもできないよね。永遠の現状維持。

 だけど争いの渦中に自ら飛び込むのも、何かが違う。ここでこの問題の本質でもなんでもない人たちと、無闇に正義で殴り合うのは何にもならない。

 だから結局、その争いは『俯瞰』して眺めるしかできないのだ。

 私がそれに気が付いて『俯瞰』を続けた結果、気がついたのは ── 波長の低い何かを通して見ているのは、また『自分自身』でもある、ということだった。

 分かりにくいですね ^^;
 えっと、具体的に言ってしまうと。

 私はあまり怒らない人間です。人見知りだし、積極性もないし、うまく喋るのもできないけど、とにかく導火線は長い。それが長所。
 ……って思ってたんだけど……

 今回の震災における後手後手の日本政府。
 4000万円までは脱税フリーの特権階級。
 自分自身の『男性である』人生から逃げたくてSNSで『女叩き』してる、弱者男性。
(追記。女もありましたね、それ。『女である』人生から逃げたくて『男ばかり!』『いつも女ばかりが損!』と叫ぶ方。個人的にはその方が『男性である』人生を経験できない以上、イーブンであると考えるのが妥当と思っています。逆もまた然りです)
 LGBTQとフェティシズム、性的衝動を一緒くたにして勘違い、それを正当化してる変態たち。

 意外と自分、導火線、短い……?

 自分のなかにあったびっくりするほどの強い怒り。
 なんだこれは!
 確かに生きてきていろいろあったけど、そういうトラウマともPTSDともこれは何か違うような。
 一体この怒りはどこからくるんだろう……。
 まあ、これ自体は、根気よく内観してクリアにしていくしかないのですが……。

 結論。

 本当の意味で『波長を上げる』というのは、ネガティブから『目を背ける』ことではなく、『俯瞰する』ことにより『自分と向き合う』ことで。
 そして、できれば自分のなかにいる、そんな猛獣を懐柔し手懐けて、味方につける。

 そんなことなのかなって、今回なんとなく自分のなかで、答が出ました。

参道にて。

 冥王星、来襲まで残り約一週間 ← 怪獣?

 自分の波長が全体のなかで高いか低いかなんて分からんし、どこまで上げられるかも分からないけれど……。
 きっとこのことに気がつけただけでも、価値のあることなんだって、そう信じて。

 この一週間は自分とひたすら向き合って。
 内観して。
 そんなふうに過ごしてみたいと思います😊

 どうぞ善き冥王星水瓶座時代がありますように!


 

 

 


 
 

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