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インボイスと将来働く場所_240115_#191

インボイス制度でシルバー人材センターの負担が増えて大変という記事を、古新聞で読んだ。

10月からの導入が予定されている消費税のインボイス(適格請求書)制度を巡り、高齢者に就業機会を提供してきたシルバー人材センターが苦境に陥っている。これまで控除されていた消費税の納税負担を負うことになるためだ。
6年間は軽減措置が適用されるが、その後は神戸市や姫路市のセンターで年間1億円もの負担増が見込まれる。そのほかのセンターも対応を迫られている

神戸新聞2023年9月27日

例えば発注者に1100円の消費税を請求し、作業された会員である高齢者に1000円の消費税を含んだお金(配分金)を払った場合今までは、支払った消費税1000円が控除され、納税額は100円でよかったらしい。

しかし、インボイス制度で、会員である高齢者は個人事業主の扱いになるため、高齢者がインボイス登録せずに請求書を発行しなくても納税は不要だが、センターはインボイスがないため控除を受けられず、1100円の納税が必要になるという。

経過措置は6年あるが、その後は年間1億円の負担額が見込まれるところもあり、この対応に苦慮されているという。

現在されている対応では、会員である高齢者への配分金は減らさないが、発注者に事務費を増やしたり、会員に年会費を求めたりしていくとのこと。

高齢化社会の中、安定した雇用を高齢者に対しおこなってきた役割が、崩れていくかもしれないと危機感を感じました。


父親も仕事が好きで、退職してからもしばらく色々と働き、最後はシルバーで1週間のうちで、作業予定が入っている日を楽しみにしていました。
簡単な清掃であったり、片付けや草刈りをやっていたとか。。。半日もしくは数時間ですが。

そこでの人間関係であったりチームであったり、色々と考えることもあったように思えましたが、それはそれで充実しており、やはり働く場所がありお金をもらえる場があるのは、生活の上では大事なんだなぁと、横から見ておりました。 

自分が高齢になった時、どのような形になっているのかはわかりませんが、そのような場所は有ってほしいと思います。

しかしそれ以前にやりたいこととして、自分自身の力で稼ぐことや、経営に関わることにまずは挑戦してみたいと思います。



〈今日の気づき〉
・インボイス制度で、高齢者雇用の役割を
 果たしてきたところが、苦境にたっている。

 将来そのような場所が、社会ではもっと
 必要とされるのでは。 
 
 働ける場所は確保してほしいが、
 それ以前に自分自身の力で稼いだり
 経営に関わることに挑戦する。
 

 最後までお読みいただき、
 ありがとうございます。

 明日もみなさんにとって
 大切な1日となりますように!!


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