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出来ない理由を並べる_230917_#72

仕事で、システムのユーザ側取り纏めをやっています。

□不具合や問題をメンテ担当につないだり、

全体俯瞰からの改善案をまとめて提案したり。

会社ではどこでもそうんでしょうけど、たくさんのシステムが稼働し、新しいPJにはDXへの取り組みが必須であったり。

ものすごい人と時間をかけています。

なので中々ひとつのシステムに対し、メンテ側も時間をかけれない。

なので依頼側でも優先順位を決めて、出来るだけ必要な案件と効果の高いものに絞らざるをえない。 そんな状況になってます。


□そんな中で、調整の上でやらないと決めていた内容に対し、

再び対応してほしいとの要請があった。

異動になりシステムで出来ていたことがアナログに戻り、時間がかかり手間ばかり増え、再度システムを使用できるようにしたいと云う。

聞いていると、その背景には異動によるシステム以外の問題点に対する各担当者の不満が高ぶっている事があった。
対応しやすいと思われる、それだけでも見直して欲しいとの事。

本来なら一旦アナログでやらざるを得ないことは管理者も理解されており、将来に向かってそれを改善していく流れを取ることは周知のこと。
しかし、手が無く不満を和らげるために容易に出来ることはやってあげたい と苦しい状態。

自分としては、メンテ担当の時間を確保してもらいにくいのと、将来的な方向を見据えて今回切り替えるべきだと思っているが、頭ごなしに『出来ない』だけでは、ユーザに納得してもらえないし、説得力にかける。


□なので翌日、メンテ担当者に急遽時間をとってもらい、相談に行った。

結果、それをやるにはデータを連携している他のシステム達にも改修が波及してしまう事がわかった。

該当システムだけでもメンテ時間が取れない状況なのに、他数のシステムにも影響し検証が必要になってくる。

これは、簡単に依頼を通せる内容ではないとわかった。

恐らくこの『出来ない』というか、『実施しがたい』内容や雰囲気を理解してもらえたら、今のやり方を改善していく方へ向かわざるをえない 状況になると思う。


□今回思ったのが、案件に対するストレスの無さ。

雰囲気的には、やらない方向で、納得出来る理由がわかれば良いだけ。

何故か『出来ない理由』は見つけやすい。

しかし『出来るようにする』となると、全く異なる。

それこそ、関係システムの担当者に今回の状況を説明し、納得してもらいかかる時間を見積もってもらい、可能な時期などを多数の担当者と調整する必要がある。

また自分の担当するシステムについても、影響や事前検討が必要になってくる。


仕事だけではなく自分の生活でも、やろうと決めていても出来ない理由は簡単に見つけれるのでそれをくっつければ、どんどん先送りの方向になる。

しかしいざやろうとなると、あれもこれもと考える必要が出てくるので、中々前に進めにくい。


どうすれば実現できるか?については、考え続ける訓練が必要で、
出来ない理由を並べるような感覚で、無意識に実現のための案を作れる様になりたいと思う。

〈今日の気づき〉
・出来ない理由を並べるのは容易だが、出来るた
 めの案を作るのは大変。
 出来ない理由を作るのと同様に無意識で、
 実現案を考え続けるようになってみる。

 
 
 
最後まで、お読みいただき
ありがとうございます。
本日もみなさんにとって
大切な1日となりますように!!








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