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東大に受かる勉強法

って言っておいてあれですが東大生でもなんでもなく、
首都圏の高校生ならまあ全員知ってるかな、レベルの私大に通っている鬱大生です。

現在私は
『なんで自分が鬱になって、どういう教育をすれば自分は生まれなかったか』研究するために東京大学院教育学研究科を目指しています。

そのためにいくつか東大生が書いた勉強法の本を買ったので、内容をシェアしていこうかなと思います。
(奇しくも、というか要約とシェアは本の中でも奨励されていました)

全部で10個です。サクサクと行きましょう。




要約勉強法

これは本当にどこでも言われていますね。
 
勉強というとインプットが大切であると思われがちですが要約して人に説明できるようになるほうが理解が深いし本番の形にも近いです。

問題を解くなどもいいのですが経験上人に教えるのが最強です。

後で教えるつもりで授業を「獲り」に行くと、インプットの質も変わってきます。

逆算思考

あえて説明するまでもないかもしれませんが、

目標達成までに何が必要か、
どれだけの時間がかかるかの取捨選択ができるか
を考えるのは必須の作業だと思います。

塾、先生、合格生、本、
合格生に指名してもらった優秀な合格生(おすすめ)など、
なんでもいいので信頼できるソースと共に組み立てていってください。

予備日

「計画がうまくいかない前提で計画を立てること」が大切です。
突発的な用事、モチベーションの低下、
なぜかわからないけどスマホを触っていたら2時間ほどタイムスリップしていた、とか突発的な計画のズレは起こりうるもの。

1週間でやるべきことを軽く決めておき、
その中で終わらなかったことを予備日にやる、という感覚がいいのではないでしょうか。

DCAP

まずやる、やってから考える。

勉強メソッドや新しい方法、などそれが自分に合っているかどうかはやってみないとわかりません。

まずやってみる(Do)どうだったか振り返る(Check)改善する(Act)
それでようやく新しく計画することができる(Plan)わけですね。

学習初期にたくさん失敗した人ほどプロジェクトの成功率が上がる、という研究結果もあるそうです。
「成功のためにたくさん失敗するぞ!」と割り切ってやってみるのもいいかもしれません。

最初のひと漕ぎ

人間のやる気は自転車に例えられます。
「最初のひと漕ぎが一番大変」「漕ぎ始めると勢いがつく」ということです。

実際、脳の側坐核というところがドーパミンを放出するか否かでやる気をつかさどっているのですがこいつは外部からの刺激がないと活発化しないことが知られています。

『やらないとやる気は出ない』のです。(バグかよ)
ですから自分の中で最初のひと漕ぎに当たる何か簡単なエクササイズを決めておくのがいいでしょう。

ハードルを極限まで低く

脳の側坐核君を起こすにはやるしかないとわかっても、そのやるためのやる気がわかねえんじゃ!という皆さん、非常にわかります。

なので勉強のハードルはとことんまで下げることをお勧めします。

これは最近僕も痛い目を見たのですが、勉強というと
『勉強する気があって、勉強できる時間があって、机の前に一式そろえて、さあやるぞ』みたいなイメージが強いと思います。無理です。そんな時間は来ねえ。
高校生ならまだしも(高校のころですら)時間と気力体力を用意するのって本当に大変ですよね。ならば必要とされる勉強のハードルをぐっと下げていきましょう。

僕は最近片付けしながら英語のリスニングをしたりしています。
あとはテキストを音読したりも十分に勉強だと思います。個人的にはもっともっとハードルを下げたいところです。

短距離✕マラソン△登山〇

『受験はマラソンだ』はもはや間違いなのではないかと思います。
なぜならマラソンは途中休みがないから。

受験は言わずもがな長期戦です。マラソンとは比べ物になりません。
モチベーションの乱高下もあると思います。そんなときに一定のペースを自分に課してしまうと非常につらいことになります。

大きな山に登ることをイメージしてください。
ゴールは確かに頂上にあるのですから、工程を逆算し、歩く。
疲れたら周りを見ながら休み、周りの景色を楽しんで、
頂上の景色はもっと素晴らしいだろうと考えて、また登る。

そういうマインドが大切だと思います。

嫌になったら寝る

正直一番伝えたい。
眠いと勉強できません。勉強ができないと嫌になります。

嫌になると勉強ができません。無理にやろうとすると鬱になります
(なりました)

5分だけでも効果はかなりあります。
適切な15分の睡眠は、一時的ではあるけど3時間寝たの同じだけの休息効果をもたらすそうです。

嫌になったら、寝ましょう。

入って何をしたいのか明確にしておく

3段階に分けられると思っています。

①それを得て実際にどんなことがしたいのか
②それを得てどんな自分になりたいか
③それを得て社会に何をしたいか

目標が社会的利益につながっていると考えられるほどモチベーションが持続するという研究もあります。
(3人のレンガ職人というイソップ寓話もありますね)

研究計画書はここをしっかり詰めるためのツールともいえそうです。

自分も周りも大切にする


一番おざなりにしがちで、一番大切なことだと思います。

まず、受験中はやはり自分に厳しくなりがちですよね。
僕もそういうところがあります(そして鬱病になりました)

いやな自分を変えるには、いやな自分を認めて抱きしめてあげる必要があると思います。

周りにも優しくしてあげましょう。
が、そんなことを言われるたびに唾を吐き捨ててきた人間なので
(なんちゃっての)データを出すと
立命館大の研究で感謝することが学習モチベーションを高めるという結果が出ています。

また学習を競い合う仲間がいるとやる気が上がること、
互いに教えあうことなども学習にいい効果があるとわかっています。

いい人になる必要はありません
有用だから感謝する、偽善でいいんです。

常に感謝できる人徳のある方は大変結構、
でも、
ひねくれものが、限られた条件の中でひねり出す善は
それよりもっと尊い。と私は思う。

ぜひ、自分を大切に、心の声を無視しないで上げてください。
そしてあなたの得た知識、それができる環境、周りにいてくれる方に感謝して還元しようとしてみてください。


まとめ

勉強法のまとめ
・要約・逆算 
・予備日・DCAP
・ひと漕ぎ・最低ハードル
・登山〇・寝る
・目的・感謝


ヘンな努力は省いて、知識と仕組みでラクに何とかやっていきましょう。
あなたと僕が合格できますように。
















それではよい1日を。





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