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ダムに沈んだ村々の総氏神様     穴馬神社 (大野市) vol.83

こんにちはKurochanです!

先日紹介した、九頭竜ダムの建設に伴い
昭和39年(1964)に
旧和泉村上穴馬地区の
ダム湖に沈んだ12集落と
奥地で生活出来なくなった5集落の計17集落には
地域の氏神様をお祀りする神社が多くありました。

そのため春日神社、立合神社、神明神社、
白山神社など複数の神社をまとめて
国道158号線(美濃街道)九頭竜湖沿いの
大野市野尻に総鎮守という形で鎮座しました。
先祖から受け継がれきた土地と人々の鎮魂と
ふるさとの人々の拠り所としています。

国道脇に鎮座する穴馬神社

国道158号線の脇に鳥居と社号標が見えます。
神社の桜と杉の木々が風情漂わせます。

拝殿
本殿

ひっそりと佇んでいるそんな印象を抱きました。
あまり人の気がなくとも、
この土地を氏神様が
今尚もしっかりと守り続けている
荘厳さが伝わってきました。

以前あった神社の社号標が建てられている
地元の人々の忠魂碑

離村して60年が経ち、
当時住んでいた人々もご高齢になっていると
思われます。
九頭竜湖に集落があった人々のことを忘れず
これからの未来に繋げたいものです。


●穴馬神社
 大野市野尻54-1-2


本日も読んで頂きありがとうございます✨

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