第15回読書会

開催日時：2024年3月29日（土）10：00-11：00
参加者：2名
場所：天王寺
★今回15回目の開催となりました！

「宇喜多の捨て嫁」（木下昌輝）

梟雄・宇喜多直家は娘を嫁がせた上でその家を滅ぼすことでのし上がったとも言われており「捨て嫁」とされた娘の悲運と直家の真相を描く。

「甲賀忍法帖」（山田風太郎）

甲賀と伊賀の忍者が、徳川三代将軍の座を賭けて死闘を繰り広げる物語。いつまでも色褪せない面白さと読みやすさ。

「傲慢と善良」（辻村深月）

婚約者の失踪を追う物語。真実の過去と向き合い人に内在する傲慢さと善良さを問いかける。

感想・エピソード

今回は男性2名のメンバーで開催しました！
ハラスメントの問題、婚活などについてじっくりお話しできてました。

歴史小説は過去の教訓を教え、パワーハラスメントはその教訓を無視する現代の問題、婚活は個人の幸せを追求する旅であり、これら全ては自尊心と尊重の重要性を強調しており、自己尊重と他者尊重は時間を超えた普遍的な価値であることを教えられました。

まとめ

今回もご参加されました皆様、有難うございました。
今まさに変化の渦中にある人、4月からもまた新たな環境に置かれる人など、何かと落ち着かない中でも、本を読む、語る時間、自分と向き合う時間を大切にしたいと思います。
いつもありがとうございます！