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ZINEというメディア

 11/12に吉祥寺PARCOで開催された、吉祥寺ZINEフェスティバルとやらに行ってきました。以前から行ってみたかったイベントだったのですが、いろいろ予定が合わず行けずじまいでした。

終了40分前にもかかわらずこの盛況ぶり

うさぎの栞

 まず購入したのはよしだのぞみさんのところで売られていた、うさぎが本を読んでいるイラストが描かれている栞。来年が卯年で自分も卯年(年齢は詮索しないでください)であることが購入のきっかけに。月にいそうなうさぎ。
 ZINEのイベントに出店する人にはアーティストが多く、ほとんどの出店者が冊子以外にもイラスト、写真、雑貨を販売していました。また、販売している品物以外にも名刺やチラシが付いてくることが多いです。
よしだのぞみさんInstagram https://instagram.com/nozomi_owl?igshid=YmMyMTA2M2Y=  
note https://note.com/nozomi_owl2

よしだのぞみさんのところで買った栞とチラシ。次回吉祥寺に行くときは参考にします。

旅しながら作るZINE

 次に購入したのはNEONPINKというレーベルでZINEを制作している松本里見さんのZINE。地元から東京に向かう道中&東京に滞在する中で仕上げたそうな。旅好きな人にもそうでない人にも、いろいろなところで出店を考えている人にもそうでない人にも、かなり参考になる内容です。
 「日程の詰め込みすぎにも程があるだろww」と突っ込みたくなりますが、高速バスでの激安旅とイベント出店を両立させたのはお見事。
松本里見さん
Instagram https://instagram.com/neonpink.jp?igshid=YmMyMTA2M2Y= 
twitter https://twitter.com/NEONPINKjp?t=OQ0h5PME3l3F5j5XQM_49Q&s=09

松本里見さんのところで買ったZINE一式。レーベルタイトル通り、ネオンカラーをはじめとした色使いがよい。

本のなかま

 最後に購入したのはなかやまさん、かさまさん、まつもとさんの3人からなるライターユニット・なかま堂さん(3人の頭文字から取って名付けたそう)のZINE。本好き3人のライターによる、本好きのためのZINE(今回購入したZINEのサブタイトル)です。
 3人がそれぞれ1万円分の本を買い、そこで買った本について語るというもの。ある意味読書会の文字起こしに近いところもあるのですが、本を買うところからスタートするというのが斬新です。
 その他、3人のオススメの本が紹介されているコーナーもあるのですが、どこを見ても話題の本や人気の本、売れ筋の本が出てこない。有名な作家さんや話題の人物は出てくるものの、「そんな本もあるの!?」という本ばかり。いかにして3人が多くの本を読んでいるかということであると思われます。
なかま堂さん
Instagram https://instagram.com/nakamado.books?igshid=YmMyMTA2M2Y= 
twitter https://twitter.com/nakamadobooks?t=PEHkce7E5hRTfvT5AwkwTg&s=09

なかま堂さんのところで購入したZINE。イラストがいい。

番外編、という名のおまけ

 以前駒沢にある「MOUNT ZINE」というZINE専門店で購入したZINEを偶然発見。購入したときにお会いできなかった制作者のヤギ田さんにご挨拶するなんてことも。オフラインのイベントの面白さを実感しました。

以前購入したヤギ田さんのZINE。まさかお会いするとは…。

そもそもZINEとは何なのか

 ZINEは「magazine(雑誌)」からとられた言葉で、整った装丁の出版物である雑誌とは違い、様々な形での出版物です。中にはホチキスや接着剤で綴じられた冊子もあれば、紙1枚でチラシか(小学校で作らされた)壁新聞か、あるいは2つ折りや3つ折りのパンフレットか、といったところです。
 出版の自由度が高いため、文化的な自己表現(=メディア)の一端として利用している人も多いです。

 てな感じで今回はここまで。それでは。

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