見ない顔だった 少なくとも小中高は一緒でないし 大学は行かずにフラフラしてたから そんな俺を交通事故から救ってくれた男 そいつは白髪が目立つ黒髪で 中肉中背の 工務店の業者みたいなかっこしてた 似てるから、と後で言っていたが 多分 それは違うけど 諦めてたヒーローがそこには居たんだ 邪魔だから まあ、その後、俺が殺したんだけど
丸くて 白くて 何をも取り込む その無垢な 吐き気のする 貴様が 何故こんなにも
多くの賢い人は火を灯し 夜空へとかけ登った それは気球のようで 呆気なくしぼむ風船ではなかった 偽りのメッキはいつの間にか剥がれていて 矢はもう帰ってこないが そこに灯るあかりは彼女達のあかり ふと、思い出す 駆け出したあの頃を ふと、香る 新緑の青さ ドリーミードリーマー 我らは駆け昇るもの 夢なんて通過点だ
身動きが取れない 自縄自縛 ハンドルを外めに切って 振り切れるファンファーレ 明日の方向は分からない ならば踏みしめる1歩が道である 自身に自信を なんて俺が言えたギリじゃねえが どうしてそこを駆け抜けて 行きたがるんだ?お前は 知っているのだろう お前の道を 焚き火から火が迸る 心臓のBPMが急に上がる 深呼吸で深層へ 縄はいつの間にかマイクになって おまえの声を拡散する SNSは再びお前を露出させるだろう さよなら あの日のお前 ハ
自分のことなんて だからといって 死なないでと言ってくれた人を 突き放すのは やはり 俺の業か?
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たとえば、という言葉が好きだった 今は出来なくとも、ほんの数とき待てばできる気がしていたから 今俺は狭間にいる 暗くて右も左も、上下もわからない いや、暗くないのかもしれない ただ真っ黒なものが自分を取り囲んでる 元は大きい空間だったのだろう 過去の自分は骨の残骸を確かめるように踏み潰していたから でも、今はそれも出来なくて 黒い空間は空気でもあるようで ゆっくりと鼻や目や口からじっとりと体を犯してく 誰かに言った、あの日の言葉が蘇る そんなこともあったなと、自