ドリーミードリーマー

多くの賢い人は火を灯し

夜空へとかけ登った

それは気球のようで

呆気なくしぼむ風船ではなかった

偽りのメッキはいつの間にか剥がれていて

矢はもう帰ってこないが

そこに灯るあかりは彼女達のあかり

ふと、思い出す

駆け出したあの頃を

ふと、香る

新緑の青さ

ドリーミードリーマー

我らは駆け昇るもの

夢なんて通過点だ

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