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Slackマスターへの道のり vol.1 チャットツール導入のメリットを知る。

当社ではチャットツールとして、Slackを導入しています。Slackでのテキストコミュニケーションは個人的にはとても使いやすく、すっかり大ファンになっています。今回は、Slackマスターへの道のりと題して、チャットツールを活用した働き方をまとめていきます。


「チャットツール、果たして使いやすいのか?」

私自身、前職ではチャットツールは利用しておらず、社内外問わずメール・電話を利用していました。エンジニアと進める業務だけはTeamsを利用していたためその便利さはわかっていたものの、会社全体への浸透は全くなされていない状況でした。メールで記録を残すことが基本になっていたこともあろうかと思います。当社に入社した際、Slackが活発に動いていたことに驚いた記憶があります。

すっかりSlackも使い慣れてしまったので、当社のメンバーにもアンケートをとってみました。すると、9割のメンバーが「チャットツールはコミュニケーションに適している」と回答。主な理由は以下。

  1. リアクション(絵文字・スタンプ)で反応がわかりやすい

  2. 情報がオープンになっており情報収集がしやすい

  3. ハドルミーティングを使えば同期的なコミュニケーションもできる

一つずつ解説していきます!

リアクション(絵文字・スタンプ)で反応がわかりやすい

メールと異なる点としては、リアクションだけで返事ができる気軽さや、テキストだけでは表現できない感情表現ができることがポイントです。個人的に、チャットツールは、メール(非同期)と口頭(同期)の間にあると感じます。依頼に対して、「承知しました」というスタンプで即時回答ができるなど、同期的なコミュニケーションに近しいことができることがメリットです。

お知らせをするとこのようにスタンプがどんどんつきます。
この盛り上がりも、同期的なコミュニケーションに近しいのではないでしょうか。出社しているメンバーも在宅勤務のメンバーも両方の意思表示がみられることがリアクションのいいところ。
Slackでは、自作のスタンプを登録することができます。これは、私が上司のお気に入りのマグカップを落として割ってしまった時に、知らない間に誰かにつくられたスタンプです。

情報がオープンになっており情報収集がしやすい

基本的に、メールは自分宛、あるいはCcに入っていれば関連する情報が見られるようになっています。情報の公開先が相手を特定する一方通行であると感じます。一方で、チャットツールは、制限をしない限り全体公開になっています。つまり、自分の直接関連しないものであっても閲覧しやすいようになっています。

MeetingBase事業部のチャンネルの一部です。
会話する内容によってチャンネルを分けているのですが、
直接関係しないメンバーであったとしても情報共有のために招待するようにしています。

チャットツールでは、情報がオープンになっていて情報収集しやすいことはメリットの一つではあるものの、使い方によってはノイズになってしまうこともあります。あまりにも自身の業務に関係のない話題であればチャンネルを退出したり、ミュートにするなど工夫が必要です。

ハドルミーティングを使えば同期的なコミュニケーションもできる

Slackを含むチャットツール、とても使いやすい!と思うのですが、そこに頼りすぎてもいけないと感じる場面も多々あります。言い回しや表現に迷ったり、回りくどくなってしまったり、長文になってまとめきれなくなってしまった時。相手にうまく伝わらず認識齟齬が生まれてしまうこともあり、結果的にダラダラとテキストで会話することになってしまいます。

ハドルミーティングは、会議ほど形式的ではないけれどサクッと相談したい、というときに電話感覚で利用できるものです。画面共有もできるので口頭だけだと伝わらないかも、というときにも利用できます。

Slackでハドルミーティングに招待した際の画面
テキストでニュアンスが伝わらない場合は、ハドルミーティングを使っていくことがオススメです

チャットツールをうまく使うには

コミュニケーションは、ツールだけで円滑にいくものではないと感じます。メールもチャットも電話も会議も、あくまで手段の一つでしかありません。意思決定をするとき、情報共有をするとき、など場面で使うツールを分けたり、簡単なガイドラインを取り決めることも有効です。
チャットツールはハイブリッドワークには欠かせないツールになっています。今後もアップデートしながらマスターしていきます!



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