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自分を貶める人と(アドラー心理学7)

はじめに

アドラー心理学って聞いたことありますか?色んな自己啓発本やらなんやでも紹介されているので名前だけは知っているって人は結構多いと思います。
有名なのは「嫌われる勇気」でしょうか。真面目な日本人に多い、人間関係に悩むそこの貴方、一度読んでみるのもありかもしれません。

今回参考にしているのは、小池直己氏による『英語で楽しむアドラー心理学 その著作が語り語りかける、勇気と信念の言葉』で、その内容にいくつか補足や私見なんかを添えて紹介していきたいと思います。

どちらも、専門書ではなく自己啓発本や多読本に近いので読みやすいと思います。

ざっくりアドラー心理学


まず、アドラー心理学とは、文字通り心理学者のアルフレッド・アドラーの考えをもとにした心理学で、その特徴は「目的論」を基礎としているところだそうです。他にも4つ基礎的な考えがあって、それらを合わせて5つの前提があるのですが、アドラー心理学の講義をしたい訳じゃないので、必要なときに必要なだけ説明することにします。

「人間の悩みの基は、ぜんぶ人間関係だ!」的な考えがあって、その解決や対応について多くのおすすめの考え方が存在するのが魅力ですね。

本文

自分を貶める人と

あなたの身近にあなたを貶めるような発言を度々する人はいませんか?学校や職場みたいな閉鎖的な環境であまり人付き合いの融通が利かないような場面だと、そのような人とも付き合っていかなければならないことってありますよね。

そんな時、「お前は本当に無能だな」「容量が悪い」などの悪口のようなセリフを日常的に皮肉風に言ってくる人の発言に一々傷ついて、自己肯定感を失ってしまう必要はない、というのが今回の主張です。

このシリーズでは何度も繰り返すことになりますが、そもそも人は皆それぞれ別の存在で各々の価値観を持って生きています。

誰かにとって命よりも大事なものが、他の人からすると認識すらされていないなんてことは往々にしてあります。

そして、自分が分からないものには価値がないと判断して攻撃する人も多くいるのが実状です。

何が言いたいのかというと、そもそも違う価値観の人間による言葉を気にする必要性がないということです。

私自身は異なる価値観に触れることで得る物も多くあると思うので全面的に無視は推奨しませんが、少なくとそれを信じてあなたが精神をすり減らすほどの価値はないと考えています。精神は一度傷つくと二度と完治しない可能性すらある非常に繊細なものだからです。

そして何より、あなたにとってそんなマイナスを垂れ流し続ける存在と付き合っていく必要性も必ずしもないのです。誰かに敢えて嫌われる必要もないですが、嫌いな人に好かれるためにあなたが壊れてしまっては本末転倒です。

そんな時間があるならあなたはあなたの価値を正しく認めてくれる存在と過ごすべきというのは些か理想論が過ぎるでしょうか。

まとめ

・異なる価値観の人間の言葉を気にする必要はないらしい


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