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花と信号機

みなさん。

急いでる時とか、この幅で信号いる!?
みたいなシーンってどうしますか?

僕は赤だったら絶対に渡りません。
というのは、前に付き合ってた彼女の中での
ちょっとしたルールだったんですが、
『信号無視したら、自分が本当に渡りたい時とか、困ってる時に青になってくれないよ』
という内容です。

自分も彼女と付き合うまではそんな事気にした事なくて、車が来てなかったら赤でも渡ってしまってました。
みなさんも少なからずは
赤でも渡ってしまうことあると思います。

でも、僕は彼女にその言葉を言われてからは、
何故か本当にいいタイミングで
青になってくれなかったらやだなとか
急いでる時に青になってほしいから、
きちんと信号守ろうとか、
思ってしまって、
彼女と別れた今でも、
自分の中に染み付いている習慣になってます。

何故こんな話をしたかというと、
映画『花束みたいな恋をした』の中で、
『女の子に花の名前を教わると、男の子は
その花を見るたびに、一生その子のことを
思い出しちゃうんだって』
というシーンがあって
なんか似てるなぁと思ってしまったからです。

花の名前を教わった男の子が
教えてくれた女の子を
花を見るたびに思い出してしまうように。
僕も信号待ちでは彼女を思い出してしまいます


仕事帰り。家までの帰り道。1人の信号待ち。
肌を刺す様な風が吹く寒さの中、
ポケットに手を入れながらふと彼女を想う。
元気してるかなぁなんて、思いながら。


これからも信号が青になるまでの
ほんの少しの時間は、
遠く離れた彼女を思い出してしまいそうです。


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