CloverShimu

馬を感じ、知り、学び、馬と共に成長したい。 そんな願いをもった人たちのための牧場です。…

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馬を感じ、知り、学び、馬と共に成長したい。 そんな願いをもった人たちのための牧場です。 そして何より地球未来を生きる子どもたちのために。

マガジン

  • シムの「ホンネ」子育て・教育論

    10年間私立小学校で教職を務め、退職後にクローバー牧場キッズクラブ『クローバーキッズ』の指導をする志村裕行のホンネの子育て教育論です。 子育てに悩みや不安のある皆さん、教職で日々がんばっている先生方、ぜひ読んでみてください。 週一回のペースで更新していきます。

最近の記事

GW終わる~自慢のクローバーキッズ~

GWが終わりました。 1これまでになかったほど毎日たくさんのお客さんにご来場いただき、それぞれに馬との時間を楽しんでいただけたと思います。 皆さん、ありがとうございました。 褒め称えたいのはクローバーキッズ! 受付、お仕事体験、ふれあい、引き馬、乗馬体験とお客さんの対応だけに大わらわする私たちをサポートし続けてくれたのです。 「指示やアドバイスをしている暇はないよ。だから、君たちは何ができるか、何をすべきかをその都度自分(たち)で考えてサポートしてほしい、行動してほしい」 そ

    • 子どもがたくさん

      GWはキッズやチケット会員さん以外にもたくさんのお客さんが来てくれます。 子どもたちのお仕事体験やふれあい体験、引き馬、乗馬。 男気ある男子が「一輪車を押す!」と志願して軽トラにボロを捨ててくれたり、やたらと張り切ってずっとずっとうれしそうにブラシがけをしてくれる兄弟がいたり。 そして印象的な女の子。 馬に乗りながら「風が冷たくて気持ちいいですね」と。 そうだね、馬に乗ると高くなるからね。地面よりも高いところを吹く風は冷たいね。 「やっぱり馬もたくさん運動したいんですか」 う

      • 馬に乗れた!

        まだ言葉も満足にしゃべれない頃から、テレビなどで馬を見ると興奮する幼子がよくいるそうです。 見せたり教えた覚えもないのに。 競馬中継なんて夢中なんだとか。 前世で馬といっしょに生きていたか。 人類が馬と関わってきた記憶の遺伝子が発現するのか。 引き馬に来てくれたこの姉妹、妹ちゃんがまさにそれ。 うま、ウマ、馬、午と首ったけ。 なのですが、初めて馬に乗りに行ったときは、その大きさにビックリして乗れなかった。 でも本人、それはならじと勇気を出してその後に乗れて大変な自信をつけた

        • クローバーキッズは馬を支える仕事する

          心身ともに健康でエネルギッシュな馬にふれあったり乗ったりすることで、私たちはその力を感じ、エネルギーをもらい、そして癒されていくものです。 そんな恩恵をお客様に与えることができるよう馬の健康管理とトレーニングに余念がありません。 クローバーキッズもその仕事の一翼を担います。 先日はモコチャンのお尻の除菌洗浄をしました。 毛の生え替わりの季節ですがちょっと気になる毛の抜け方でかゆがっていたので念のために毛を短くカットして殺菌洗浄シャンプーと薬を塗布しました。 生き物ですから病気

        GW終わる~自慢のクローバーキッズ~

        マガジン

        • シムの「ホンネ」子育て・教育論
          11本

        記事

          桜が咲いた

          山中湖も桜が咲きました。 花びらが馬場に散ってきています。 しおれたり枯れたりする前に散っていく桜。 美しいですね。 今年の冬は毎週のように雪が降り、毎週馬場の雪かきをしていた記憶があります。 なかなか大変でした。 それだけに、このような良い季節が訪れてくれると「甲斐があった」と喜ばしくなります。 GWの予約がドンドン埋まってきています。 ご予約はお早めに!

          桜が咲いた

          良い姿勢を育てる

          体験乗馬に来た5歳の子。初めての乗馬。 あまりにも良い姿勢と素晴らしい「座り」! バレエ、体操を習っているとこういう姿勢ができる人が多いのですが、習い事は何もやっていないと。 ただ「姿勢を良くしなさい」をご両親がきちんと教えているそうです。 特にお食事のとき。 良い姿勢は体幹部(腰と腹)でもたらされます。 この体幹部に丹田と呼ばれる上半身を支える重心があります。 そしてこの丹田に力を込めることが心身の健康につながるそうです。 近年は不便のない生活やスマホ、PC作業のおかげ

          良い姿勢を育てる

          登っていけ

          競走馬の厩務員になりたい。 そんな願いを持ってクローバーキッズになった少女がいます。 そして彼女は今日、北海道の地でセカンドステージへ進学しました。 夢や目標はそう簡単には叶わない。 ましてやそれが馬の世界であるなら。 それが競走馬、サラブレッドであるならなおさらです。 厳しく指導しました。 人との関わり方、挨拶やマナー、馬の扱い方、馬術、馬の命、その尊厳。 生やさしい世界じゃないんだ。 そんなことじゃあ馬をダメにするぞ。 プロの厩務員になんてなれないぞ。 それでも毎週末

          登っていけ

          クローバーキッズスタート!

          新年度クローバーキッズのスタートは濃霧の中でした。 大人の乗馬練習がことごとくキャンセルとなったので、キッズには馬房マットの敷き直しと、近くの工務店に焚きつけ端材をもらいに行く作業もやってもらいました。ホーストレーラーに乗って(^_^) 午後は2024年度第1回ジムカーナ大会! ただ競技を楽しんで終わり、だけでなく、終了後には「ジムカーナから学ぶ ”馬ってどんな生き物だろう?” 」をミーティングしたのでした。 さあ、今年度も馬を学びます!

          クローバーキッズスタート!

          馬たちに感謝

          新体制になりその1年を乗り切り、こうして新年度を迎えました。 昨年の秋以降、考え、応じ、見きわめければならない事が続きました。 クラリスは足腰の状態が悪くなり仕事ができなくなりました。終生の面倒を見ていく覚悟でしたが多くを悩み考え新天地に送り出しました。 今日、「元気ですよ」の連絡をいただきました。 TCCホース ドリームポリーニは心身に不調が続き、ついには志村を乗せたまま人馬転。休養に入りました。シェアオーナー様たちのご支援のおかげで毎日を過ごし、今、少しずつ復帰の道を探っ

          馬たちに感謝

          装蹄教育センターで学んだ

          装蹄師養成専門学校『装蹄教育センター』でクローバーキッズが学ばせていただきました。 あらためて蹄や蹄鉄のことを教わり、実際の蹄鉄をたたき打つ実践を体験し、施設・馬場見学、そしてお土産までいただきました。 キッズたちもたくさん質問・疑問をぶつけて多くを学ばせていただきました。 教わった、勉強になった、学んだ、おもしろかった。 そんな感想を持つけれど。 それよりも何よりもプロ装蹄師の先生たちがこの日のため時間を割き、心を砕き準備をし、1日を演出してくれたこと、学びを与えてくれたこ

          装蹄教育センターで学んだ

          馬は学び

          馬を学ぶことには大変な価値があると思います。 馬の本能や習性、生態、精神性は座学と乗馬修練の実践を通して。 さらに社会的価値や役割、その尊厳を考え学びを与えることはシムなりのSDGsだったりします。 クローバーキッズ伝言ノートCSNノートから 『今日は雨で乗馬ができませんでした。かわりにゼミナールをやりました。合計4時間以上ゼミナールをやったので、たくさんのことを学ぶことができました。その中で、1つのテーマから色々なできごとに話が進み、3つくらいのことを学べました。そして、

          大人になる力

          北陸新幹線が福井敦賀まで延伸され、めでたく開業しましたね。 能登復興の足掛かりになりますように。 シムの祖父の郷里は福井県でした。 家はとても貧しく、小学校高学年になると学校をやめ働くことにしたそうです。 遠く兵庫県にある服の仕立屋に丁稚奉公。 一人で汽車に乗って兵庫に行き住み込みで働いたと。 洋服の仕立て作業は誰も教えてくれず、兄弟子たちの手つきを見よう見まねで必死に覚えたこと。 福井に帰れるのは1年に一回お正月。1年のお給金をもらって汽車に乗って福井に帰ること。 駅を降

          大人になる力

          責任を持つ

          日本中が卒業シーズンですね。 卒業生、そして保護者の皆さん、おめでとうございます。 学校職員の皆さん、お疲れ様でした。 僕もかつては学校教師をしていたのですが、この卒業の時だけはどうにもこうにもダメで(^0^;) 特に担任した子どもたちを送り出すときは晴れがましさよりも寂寥感のほうが圧倒的に強く。 学校教師には向いていないなーと思ったのでした(教職を辞した数多くの理由の一つです)。 それはさておき、低学年のときに担任した子どもたちが卒業するとき! あんなに小さくて幼さいっぱ

          責任を持つ

          答えを教えてあげないで!

          問いを持つことが大切なのだが、 その問いに、どうにもこうにもすぐにあっという間に答えを教えてしまう大人が多い。 なんでもかんでも「どうして~なの?」と聞いてくる子ども期があるのだけれど、それにすかさず的確にバッチリ答えを教えてしまう。 教え込んでしまう。 ああ、なんって、もったいない! このとき、子どもの本心は如何にあるのか? 答を求めている? ちがう、ちがう。 疑問を持った自分を楽しんでいるのである。 ?を抱いたその感覚に脳が活性化しているのである。 心底、答えを知りた

          答えを教えてあげないで!

          人の話を聞きなさい

          体験乗馬を始めるとき安全面と乗り方動かし方を実演も交えて説明します。でも子どもが話を聞いていないことが多い。上の空でどこかを見ているときも。 僕が「ちゃんと聞いているかい?」と少し注意をすると。 親御さんは「ほら、ちゃんと聞いていないとお馬さんに嫌われちゃうよ」と。 ???お馬さんに……? 子どもには難しくて分からないのだろうと、あわてて通訳する親御さんもいらっしゃいます。 ???その寄り添い方、ちがいます、ちがいます。 こんなとき、そんな子どもに教えるべきことはただ一つ。

          人の話を聞きなさい

          障がい者・高齢者向けホースセラピー体験

          馬とふれあってみたい、乗ってみたいハンディキャップのある方、高齢者の方、ご相談ください。 心身の状態に応じた無理のない、すこやかな体験を提案します。 引き馬乗馬3,000円~ 乗馬体験7,500円~ 【メール・電話】 info@clover-ranch.jp 0555-72-9650

          障がい者・高齢者向けホースセラピー体験