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夜明け、なのか?

先日、この記事を書いた。

実をいうと、しっかり過去を振り返ったのは初めてだった。
明確な意思を持っていたわけではなくぼんやりだけど、嫌なことを見ないようにしてきたんだと思う。
私はこのようにして今ここにいるのだな、と文章にして腹落ちしたような気がしていた。

そのせいなのか。

昨晩、夢を見た。
「彼女」が出てきた。

近年親しくしている同業者の集まりに彼女が混じっていた。当時の知り合いと久しぶりに再開するシーンもあったから、時間軸は現在のはず。
仲間に交じって、私と彼女も久々に会った雰囲気であり彼女は私にどう接して良いかわからなそうだった。私も、普段通りに話をしたり笑ったりしているけれど、彼女にどういう態度を持てば良いのかふわふわしていた。

どういう流れなのか、私と彼女が二人きりでどこかへ歩いていくことになり、その道中で私は彼女に冗談めかしてこう言った。

「だって私がこうなったのって全部○○さん(彼女)のせいだもんねー!」

彼女の反応は鈍かった。うー、うーーん、うん、という感じ。
謝罪はなかったけど、否定もしなかった。

なんだかそこで、ぱーっと視界が明るくなったんだ。夢の中だったけど。

わあ!世界が開けた!と思った。私がいままで抱えていた憎々しい思いが消えていった!新しい私になれた!
夢から覚めてもなおドキドキしていた。昨日までの私とは違うなにかになった気がした。

現実に起こり得るかというと、無い。
彼女に会うことはない。コンタクトをとるつもりもない。
夢の通りに(またははっきりとした謝罪があるとか)なれば良いということでもない気がしてる。とにかく触ってはいけないもの。
それで良い。

いままで夢に出ることもなかった。とてもびっくり、そしてすっきりしている。

noteで綴ったことによって、自浄作用が働いたのだろうと思う。とても、とてもありがたく、貴重。救われたし、「始まった」。
noteの効用。

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