男

「男は顔じゃない」は、残念だけどウソ

これは昨日、深夜1時の話。

私が歩道を歩いていると、若い男3人の乗った車が突然スピードを落とし、私の隣をゆっくりと並走した。

その全員が身を乗り出してこちらを見つめ、声を掛けるに値する女かとニヤニヤ相談している。

その姿を見つめ返して、お前らは何様なんだと窓ガラスを叩いてやりたい気持ちを抑えつつ、ただ静かにやり過ごす。

そうしてなぜ彼らはイケメンでもないのにそんなことができるのか、不思議に思った。

1. 女から見える世界

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そんなことは1度や2度じゃない。

女として生まれた人間は、恐らく全員が通らなければならない、知らない男たちからの顔審査

車の中から顔を覗き込まれることもあれば、すれ違いざまに「サンカク!」と叫ばれたり、酔った男たちから点数を読み上げられることもある。

ナンパのために立ち尽くしている2人組からニヤニヤと見つめられ、「おまえああいうのがタイプやろ」「全然ちゃうわw」というやり取りを生で聴かされることもある。

それはとても腹立たしく、恐ろしく、他の何を持ってしても言い表せないほど不快だけど、対抗策は「ひたすら我慢する」ことしかない。

その度に私は、「早く子持ちのオバサンになって、男に査定されない世界に行きたい」と思う。

彼らは許されると思っている。

知らない女の顔をじっと見つめ、その評価を目の前で話し合うことを、男として当然の権利だと思っている。

巷によくある「女は顔がすべてだけど、男はブサイクでも他で取り返せる」という都合のいい教えを信じ、たとえ自分の容姿が劣っていても女を顔で選ぶことが許されると信じている。


2. ブサメンのくせに審査員ヅラするんじゃないよ

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そんな彼らに、私は言いたい。

それ、ブサメンの君たちには許されないよ。

認めたくないだろうけど、遺伝子のフェーズから出直して欲しい。

女の顔面審査を許されるのは、竹内涼真くんみたいな若いイケメンだけだよ。

そこを勘違いして勝手に「女の顔面審査員」をやっているブサ男くんやオッサンが、世の中あまりにも多すぎる。

彼らのその行動は、かえって女をイケメン好きにしてしまう。

私はこの現状に物申したい。


3. 美人ほどイケメンを選ぶ現実

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そもそも「美人は男の顔面を気にしない」とか、「ブサメンでも美人と付き合える」とか、頻繁に言うけど実際はそうじゃない。

私の周りのホステスたちや、美人の友人たちを見ていて、「本人は美人なのに彼氏はフツメン以下だな」なんて思ったことは、ただの1度もない。

被験者は100人以上、その歴代彼氏全員がそうだ。(中学時代の元カレとかは除く)

一部の極端な芸能人カップルや、SNSで話題になる美女ブサカップルの写真は、「女が男を顔で選ばない事例」としてよく取り沙汰されるけど、私生活ではそういう組み合わせを見たことが本当に1度もない。

多分、これを読んでる人たちの周りを見てもそうだと思う。

というか芸能人でさえも、ほとんどの場合、顔面偏差値は釣り合っている。

佐々木希と渡部建
北川景子とDAIGO
武井咲とEXILEタカヒロ

美人の隣には、いつだって相応のイケメンがいる。

だから数百組に1組の、「美女と野獣カップル」が際立つ。

それは決してマジョリティではない上に、その野獣はたいていの場合、すごくお金を持っている。

金で相手を選ばない美人は、いつだってシンプルに、ただのイケメンを選ぶ。


4. 美人は“イケメンのDNA”が欲しい

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「美人は自分の顔に満足してるから、男には良い容姿を求めない」というブサメンにとって大変耳障りのいい屁理屈もあるけど、実際には当然、美人だって自分と同じくらい、いやそれ以上のイケメンとの子供を産みたい。

なぜなら彼女たちは、自分が顔で得して生きてきた分、我が子にも同じように幸せな人生を歩んで欲しいと願っている。

世の中の男性たちが、女の顔審査をすることも知っている。

自分の選択ミスのせいで、顔で損だけは絶対にさせたくない。

ブスはブスでもそれなりに生きていけることを知っているけど、美人はそれを知らない。

私の周りのホステスにはシングルマザーも多いけど、その子供達はもう、誰がどう見ても可愛い。

そして本人たちも、

「旦那とは別れたけど、イケメンに良い遺伝子もらって可愛い子産めたから、結果的に良かったかな」

と、皆一様に相手の遺伝子を褒め称える。

私が好きなモデルさんもまた、イケメン高身長の男性と結婚した理由を「完璧に可愛い子供を産みたかったから」と自著に記していた。

そうして産まれた息子の顔を見て、

「私と旦那をちょうど足して2で割った顔、計算通り」
「顔のつくりが本当に可愛い」

と満足げに語り、今では毎日インスタグラムに息子の写真と顔面自慢を投稿している。(多分、子役かモデルにすることも狙っていると思う)

美人芸能人はよくサッカー選手と結婚するけど、それだってやはりサッカー選手の中でもルックスランキング上位のイケメンを選んでいる。
長友佑都も柴崎岳も、ゴールキーパーの川島選手も一般的に見るとかなりイケメンだ。

美人やイケメンほど容姿に対する執着心が強く、自分のような白鳥のDNAがブサイクに汚され、醜いアヒルの子が産まれることを恐れている。


5. おまえの遺伝子、美人は受け入れてくれないよ

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そんな思考はつゆ知らず、自分よりも顔面偏差値の高い女を呑気に査定している男性たちには、「とりあえず自分磨け」と言いたい。

顔審査してくる男を見れば見るほど、女たちは可愛い子供を産もうと考え、イケメンを求める。

だからブサメンはむしろ、「人って顔じゃないよ」という態度をとるべきである。

そうでなければ、浮気されてイケメンの子を育てさせられるのがオチだ。

そしてもちろん、自分磨きも全力でやるべきだと思う。

美人にとって遺伝子の劣化は、自分のプライドを殺してフツメン以下の男の隣を歩くこと以上に苦しい。

これはもはや人間の本能だと思う。

特に娘は、男親に似る。
私が知る限り、美女の父親は漏れなくイケメンだ。

だから今、異性の顔を品評して良い気になっている男性たちに言いたい。

「おまえの遺伝子、美人は受け入れてくれないよ」

これはもちろん、男性の顔や年収を査定している女たちにも言える。

自分に見合ったレベルの異性で満足できないなら、見た目のレベルを上げるしかない。

異性の顔審査なんて完全に逆効果なこと、してる場合じゃない。

私も当然、とにかくイケメンが好きだけど、相手を不快にするような目の前での顔審査だけは絶対にしないようにしている。

そんなことすらできない人種が、自分と釣り合ってもいない容姿の良い異性に受け入れてもらえる未来なんて、多分これから先も一生来ない。


以上、容姿が完璧じゃない人間は異性の顔審査なんかしてる場合じゃないよ!って話でした。


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