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第七芸術 彷徨の旅

〜ここ最近観た映画で彷徨の旅〜
気が向いた日曜日はテーマを決めて映画をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回はここ最近観た映画で彷徨の旅です。お久しぶりです、約5ヶ月ぶりの彷徨の旅でございます。最近は忙しく、疲れもどっと溜まってしまって映画を鑑賞する機会が減ってしまっていましたが、やっぱり映画はいいですね。そんな良さを思い出させてくれた作品を3つご紹介します。


1.フリー・ガイ
(原題:Free Guy)
2021年公開のアメリカ映画。変わりのない日々を送っていたゲームのモブキャラ・ガイはある日すれ違ったモロトフ・ガールに一目惚れをしたことで、人生の主人公へと変化していくS F映画です。
本作はコロナの影響で公開が延期になっており、昨年から楽しみにしていた作品でしたが、やはりとても面白い作品でした。コメディ作品としての面白さ、楽しさだけでなく、どんな状況だとしても人生の主役が自分であることを思い出させてくれる素敵な作品で元気が出ました。映画好きには堪らないパロディもあるので興味のある方は是非鑑賞してみて欲しいです。


2. ライフ(Life)
2017年公開のアメリカ・イギリス製作映画。6人の宇宙飛行士は国際宇宙ステーションで未知の生物に関する研究を始めた。「カルビン」と名付けられたこの地球外生命体は急速に知識や力を持ち、宇宙飛行士を襲っていくS Fスリラー映画です。
上記の映画は「AIと言えば人類が生み出した敵!」というのを覆す、ある意味優しい映画なのですが、本作の生命体は100%の力で襲いかかってきて「地球外生命体と言えば人類の敵!」というキャッチコピーを付けたいくらいです。しかし、地球上では生命体の発見を喜ばしいものとして受け取り、親しげに名前まで付けているところのミスマッチがいいです。ラストもなかなか良くて、少し弱っている私の心に重くのし掛かりました。



3. 水曜日が消えた(Gone Wednesday)
2020年公開の日本映画。主人公は子どもの頃に遭った事故の後遺症により7人の人格が日替わりで切り替わり、お互いを曜日で呼んでいる。中でも火曜日は退屈な性格で退屈な毎日を送っていたが、ある日目覚めると「火曜日」には来るはずのない水曜日の朝で…というミステリー映画です。
7人のキャラクター造形が良くて、テーマもすごく面白そうな良い条件が揃っている割には少し物足りなく感じてしまいましたが、対応できない内面の変化への恐怖というのが興味深かったです。全体的に街並みや色味などの映像が綺麗だったからこそ不安な感じが軽減されていたというのも一因だったかもしれません。シンプルに中村倫也が素敵。


いかがでしたでしょうか?久しぶりということもあって語彙力の低下やその他諸々の質の低下があった気がしますが、やっぱり映画も執筆も楽しいです。次回こそはDying Java the Huttで彷徨の旅を完成させたいです。ここ最近は日が落ちるのも早くなり残暑という言葉が似合うようになってきましたが、それでも暑い日々が続きますのでご自愛くださいませ。またいつか!


※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別

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