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第七芸術 彷徨の旅

〜愛おしさの形の一つで彷徨の旅〜
毎週日曜日はテーマを決めて映画をご紹介していきます。ぜひ、あなたのおすすめの映画も教えてください!今回は愛おしさの形の一つで彷徨の旅です。家族、恋人、友人などへの愛の形は人の数だけ存在していると思います。そんな優しさや悲しさをまとった愛おしい作品を3つご紹介します。

1. パコと魔法の絵本
2008年公開の日本映画。変人ばかりが集まる病院で1番の嫌われ者の大貫が、1日しか記憶の持たない子どもパコの為に彼女の愛読している絵本の演劇を皆で実現させようとするファンタジー映画です。
絵本を描くということでファンタジー要素が多めながらも、一人ひとりのキャラクターに明確な特徴と与えられた役割、背景があるので想像が広がります。人生観が変化する姿を見られる素敵な作品です。

2. チョコレートドーナツ
(原題: Any Day Now)

2012年公開のアメリカ映画。現代よりも世間の目が冷たかった1979年のカリフォルニアで、ゲイのカップルがダウン症の子どもを家族として迎え入れる愛情と冷淡な現実を描いたヒューマンドラマ映画です。
優しさと辛さでとても心がぎゅっとなります。作品によっては怒りを全面に表現するような内容なのですが、本作ではそれをぐっと堪えて歌の中に詰め込んでいるのでより深みに嵌りました。お薦め頂きありがとう!

3. 東京ゴッドファーザーズ
(英題: Tokyo Gidfathers)

2003年公開の日本映画。自称・元競輪選手のギンちゃん、オカマのハナちゃん、家出少女のミユキの3人は共にホームレス生活を送っていた。クリスマスの夜にゴミ捨て場で出会った赤ちゃんの親を探して騒動に巻き込まれていくアニメ映画です。
登場人物は皆、辛い過去に囚われているために愛がないような素振りをしてしまうのですが、明るい未来にするためにはまず愛を注ぐことが必要なんだ、何事も受け身でなくなれば意外にも身近に愛や幸せが存在しているんだ、ということに気付ける素敵な作品です。


いかがでしたでしょうか?今回は性格上でも珍しく愛おしさが全面に出ましたね。どんな形であれ愛があるのは最高です。
ここで一つお知らせ、と言いますかお願いです。そろそろテーマが自分色に偏ってきているので「○○というテーマはどう?」という皆様のご意見がいただきたいです!noteへのコメントでもLINEでもTwitterへのリプ、DMでもなんでもいいですのでぜひ教えてください!おすすめの映画もお待ちしております。
来週は元スポーツ選手で彷徨の旅です。3月は2月と曜日が同じですね(?)また同じ日曜日にお会いしましょう。

※あくまでも一個人の意見であり、価値観は千差万別

△今回の絵は気合入れるぞ、と思って書いていましたがうまくできなくてちょっぴり残念でしたがまた来週頑張ります。

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