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【DIY初心者】プラダン+αで防音室作ってみた!@設計編

どうもー!コミックバンド闇鍋の丼でございます!!

今日は、自作防音室の話ー!

我が家の2代目自作防音室【猫の額スタジオ】についてあれこれ語るシリーズなのですが、記念すべき第1回は設計編!!
……というか「こんな感じで計画を立てたよ!」ということを書いていこうと思います!(設計図とか上手く書けないからね、仕方ないね)


自作防音室【猫の額スタジオ】 概要

木材を切ったこともほとんどないDIY初心者でもなんとか一人で作れるよう、いろいろと考えに考え抜いて完成したのがこの【猫の額スタジオ】です。

我が城へようこそ☆

プロの方や熟練のDIY民から見ると鼻クソみたいな仕上がりになっていますので、「しょうもないことやってんなぁ」と生暖かく見守っていただけると有難いです。
そんなプロ仕様、素人にはマネできませんので……(白目)

それでも完成から2年間、毎日使っても大破することなくノークレームでやってこれているので、それなりレベルで良ければ参考になると思います。
(完全防音を目指している方はプロの方のブログなどを読んでどうぞ!)

作ろうと思ったキッカケ?

そのものズバリ、自粛要請ですね!
今となっては懐かしさすら感じますが、当時は本当にいろいろビビりまくりでしたから……(遠い目)
趣味のカラオケもバンド活動もできなくなって、家に籠って何して遊ぼうかなと考えた時に、「あれ?マンションだと何もできなくね?」と思ったのがキッカケだったと思います。

まあ、2代目の自作防音室【猫の額スタジオ】が完成した今となっては、逆に家が快適すぎて外に出なくなってしまったのですが……(白目)

自作防音室のサイズ?

家で音楽活動(!)をするために作るので、今までカラオケやスタジオでやっていたことがまかなえるだけの広さが必要になってくる訳ですよ!

‟身長163cmの人間が健康に楽しく過ごせる空間を作る” のが目標です。

節約のために初代の防音室で使っていた資材も流用するので、高さはほぼそのままの幅150cm×奥行150cm×高さ180cmとしてみました。
初代は幅110cm × 奥行136cm × 高さ182cmだったので、2代目はけっこう広々ですね!

ちょっと狭い初代防音室@解体中

高身長な(羨ましいスタイルの)方々については、ちょっと頭上が窮屈になってしまうのですが……まあ、ミニマムなワイしか使わんので何の問題もないな!

幅と奥行きについては、設置する部屋の広さ(5畳)&小屋の中でやりたいことをもとに出してみました!

自作防音室でやりたいこと?

いろいろあるんですけども、とりあえずこんな感じでしょうか。

  • 音訳ボランティア収録

  • スタエフ収録

  • カラオケ@Switch

  • ウクレレ弾き語り

  • ギター&ベース練習

  • 電子ドラム練習

  • 発声練習?????

はい。
思いつく限り挙げてみましたけども、だいたいこんな感じですかね?
まあ、ぶっちゃけ発声練習とか一度も発生したことないんですけど(笑)

これらを163cmのちびっこピーポーがやろうとすると、だいたい150cm×150cmあれば広さの方はなんとかなるのかなと!
カラオケ代が浮くねぇ!スタジオ代も浮くよぅ!(ニヤニヤ)
さすがに中で暴れたりはできませんけどね。


実際に計画を立ててみよう!

ここまで前提条件やら何やら書いてきましたけども、ついに具体的に動いていくターンですよ!
DIY初心者でも、脳みそフル回転させてイメージを具現化していこうぜ!!(`・ω・´)シャキーン

あると便利なツール!

アナログ派なら紙と鉛筆があれば余裕なのかもしれませんが、自分はそれだけだと形にできる自信がなかったので、文明の利器に頼ってみました!(汗)

  • スマホ

  • メモアプリ

  • パソコン

  • Excel

  • 3Dデザインソフト『SketchUp』

  • メジャー

  • (補助的に)筆記用具

頭の中で「あーでもない、こーでもない」と考えることもあると思うのですが、個人的にはあまりよろしくない気がしているのですよ。
どうも考えがまとまりそうでまとまらないというか、グルグルと同じ所を回っているような感じになりがちでして……(汗)

最初の方は、材料などについてスマホで調べては頭の中で計算したりしていたのですが、どうもアチコチに思考が飛んで進まないんですよね。
そこで、気になったことは都度都度スマホのメモアプリに記録して、まとまった時間が取れるタイミングでExcelを使って ‟なんちゃって設計書” を作っていくことに!
そこからは堂々巡りも減って、少しずつ前進していけたように思います。

Excelについては、表を作って材料費などを計算するのにも役立ちますし、いざとなったら設計図だって書ける(描ける?)かもしれない?
自分の場合は、壁の構造などを図形を使って描くことで、視覚的に分かりやすくなりました。

また、無料の3Dデザインソフト『SketchUp』を見つけてからは、より自分の頭の中のイメージがクリアになっていったように思います。

まさかの画面直撮り!?@SketchUp

初代防音室の頃にコピー用紙で作っていたものの代わりですね!
画面の中で一つ一つのパーツを作って組んでいくことができるので、具体的に「こうしたい!」というのが目で見て分かりやすくなりました。
(独学でやっているので使い方が合っているかどうかは謎ですが)

メジャーは部屋自体の広さや電子ドラムなどの計測に、筆記用具はデザインソフトに入力する前のイメージ固め(?)に使っていました。


予算を設定する!

今回の追加予算は、70,000円としてみました!
その根拠は……ぶっちゃけお小遣いで使える額の限界がコレだったから!!

もともと初代の資材で既に21,624円使ってしまっているので、まあ……トータルで10マンを超えなければ良いだろうという考えですね!

けっこうかかってて草……くさ……orz

こうして改めて金額を目にするとひっくり返りそうになりますけども、1人用の既製品と比べて立てる&電子ドラムも入るかなり広めのサイズなので、まあ……いいだろう!!(汗)

当時の既製品の金額を記録しそびれてしまったため、正しく比較することはできないのですが、たぶん当時の水準でも自作の方が安かったと思います。
故に、トータルで10マン以内ならセーフなのである!!!!!(白目)
【参考:だんぼっちトール】74cm×104cm×192cm(定価104,300円@2024年)


譲れない点を挙げる!

【自作防音室でやりたいこと?】とも少し被るのですが、今回の2代目防音室作りにおいて絶対に譲れない点はこんな感じです!

  • 周囲への騒音がある程度マシになること

  • 周囲からの雑音もある程度マシになること

  • 電子ドラムが入ること

  • 作業用の机が入ること

  • ベースを構えられること

  • 中に入って立てること

  • 合板&接着剤は使わないこと

  • 天井(屋根)が崩壊しないこと

  • 製作時に他の住人に迷惑をかけないこと

  • 気軽に処分できること

  • 既製品より安いこと

はい。
我がマンションは上階のご家族がもうビックリするぐらいアグレッシブかつダイナミックに在宅証明してくださるので、‟うるさくなってきたらこの小屋に籠る”……というような使い方もしたかったんですねぇ!(白目)

↓↓↓ 上階ダイナミック在宅証明ファミリーについてはコチラ!↓↓↓

また、使用中に周囲への音が軽減されるのは勿論ですが、製作中も周囲に悟られないぐらい静かでありたかった!(ここ重要)
なので、こういった大物DIYにありがちな電動ドリルやドライバー、トンカチなど音の出る工具は一切使わずに組んでいくことになります。

合板も家で加工しようとすると音が出ますし、運ぶのも重くて大変!
ホームセンターの工作室で下処理を……と思っても、もし抜け漏れがあった場合に困りますからねぇ……(´・ω・`;)
あと、よっぽど良いものを使わないと、接着剤で具合悪くなる未来が見える……(困惑)
シックハウス症候群なんか一度なってしまったらもう取り返しがつかないですからね。
知り合いにも居ますが、少し運動するだけでも噎せてツラそう……。
もう30代も後半ですから、健康第一&安全第一で進めていきますよ!!
(吸音スポンジに使った両面テープで喉イガイガした件@初代防音室)

あと、ずっしり思いグラスウールなどの断熱材や石膏ボードを使えばもっと本格的に効果的に作ることができるのもわかっているのですが、素人DIY民には手に負えないと思いました。
グラスウールは正しく対処しないとチクチク大変なことになるらしいですし、石膏ボードとか処分の方法すら謎……(汗)
いざ小屋を処分することになった時に途方に暮れる丼さんが目に浮かんだので、家庭ゴミで処分できそうなものだけを使って作ることにしました!
(そういう制限がなければ自分も使ってみたかった……(遠い目))


目で見える形にしてみる!

はい。
ここまで来たら、現実から一旦離れて想像の翼をはばたかせましょう!(謎)
先ほどお話していた3Dデザインソフト『SketchUp』を起動して、自分の頭の中にある(または、裏紙などに描き貯めた)ものを表現(入力)するのです!!

カテゴリごとに考えつつ、画面の中で小屋を組み立てていきましょうね。

【骨組み(柱)】
初代の天井が崩壊したという苦い経験があるので、今回はしっかりと骨組み(柱)を作って、その周りに壁・天井(屋根)を固定する作戦でいきますよ!

こんな感じに組みたい!(正しいかは知らんが)

【壁・天井】
完璧は求めないまでも、ある程度の効果がないとお話になりません。
また、防音は奥が深く、吸音だけや遮音だけでは意味をなさないそうなので、吸音材・遮音シートだけでなく、種類の異なる資材を重ねて層にすることによって減収を狙います!!(たぶんちょっとは意味があると思う)

ミルフィーユ壁を設置!

【床】
我が家の場合は、電子ドラムを叩いても怒られないようにしたかったので、床は下階に振動が伝わらない構造にしなければなりません!
ネット上に『ディスクふにゃふにゃシステム』という画期的な発明が報告されていたので、その仕組みを ‟なんちゃって” で使わせていただくことに!

【ドア】
どうやって枠に固定するのかを考えなければなりません!
実は、これが最後まで決まらなくて……ぶっちゃけ今もまだここは改善の余地ありです……(汗)
また、防音のためにはしっかりと扉を閉める必要があるのですが、プラダンDIYでは本格的なグレモンハンドルなどは使えそうにないので、そこも工夫が必要です。

【換気まわり】
換気しないと健康が損なわれます!ダメ絶対!!
でも、換気するとなると穴を開けることになる訳で……そこから音漏れに繋がる恐れも?
しっかりと中からの音を減衰できるように仕組みを考える必要があります!

屋根の上にのっているのが換気扇音減衰箱!(語彙力)

【電気まわり】
中でパソコンや電子ドラム、ギターのエフェクターを使おうと思ったら電気が必要ですわね。
ポータブルバッテリーを持ち込んで使うのも良いのですが、ファンの音も気になるので外から給電したいところ……(汗)
壁の一部に穴を開けて外から引き込む必要があります(これも中からの音を減衰……)。
↑ の写真でも中に引き込んでいる延長コードが写っていますね!(ニッコリ)

その他、「床はどんなカーペットを敷こうかな?」「机も廃材を活用できないだろうか?」など、電子ドラムの配置も含めていろいろ考えながら入力していきましたよ!
こういうの考えるのが一番ワクワクするよね☆

材料を選定する!

作りたい防音室のイメージがある程度固まったので、ホームセンターへ下見に行き、どういう価格帯でどういう製品があるのかを調べる必要がありますわね!!(インターネッツもフル活用☆)

実際に店舗へ出向いて実物を見たり触ったりすることで、意外な発見があったりしますよ!(自分はここで何度か方向性を変えました)
新たなアイデアが浮かんで、より効率よくお値打ちにできるかも!?

【骨組み(柱)】
いろいろ見て回った結果、初心者でも扱いやすそうなこの3種類の棒で考えてみました!!

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