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2021年よく聴いた楽曲10選

2021年1月1日から12月31日にリリースされた曲の中で、お気に入りの楽曲を10個挙げていきます。
早速、曲名50音順で紹介していきたいと思います。

おもいでしりとり/DIALOGUE+

作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) 編曲:睦月周平

アニメ・ひげひろの感想noteで楽曲の感想も書いていたので、以下引用します(1曲目から楽すな)。

DIALOGUE+は個人的に「割と好きな曲は歌っているけど、めちゃくちゃ好きな曲はないグループ」という位置づけだったのですが、「おもいでしりとり」はクリティカルヒットでした。
4月は「おもいでしりとり」しか聞いていなかったと言っても過言ではありません。

「"想い"でしりとり」「思い出しりとり」のダブルミーニングとも取れるタイトル、実際にしりとり形式で進むサビの歌詞。
そのしりとり形式の歌詞は、大人数グループの歌割りとも相性抜群
田淵智也は天才だなと改めて感じるとともに、明るいながらも切なさを感じさせる睦月周平の編曲術も素晴らしいなと思いました。

ジョニーウォーカー/フィロソフィーのダンス

作詞:SHOW 作曲:Kazuya Fukuda 編曲:GROOVE ASYLUM

今年もフィロのスから1曲。
メジャーデビュー後、ヤマモトショウ×宮野弦士体制が終了してからは、個人的に楽曲の打率は下がっているのが、正直なところではあります。
ただそれでもやはり、シングルが発売されるたびにガツンと好きになれる曲が1曲があり、結局毎回オンラインのリリイベに参加している自分がいます。

(余談ですが、毎リリースにつき1回しかオンラインサイン会に参加していないにもかかわらず、あんぬに認知されていることが判明しました。
オタクの名前方すぐ認知してくれるアイドルの記憶力には、尊敬しかありません…。)

楽曲はとにかくジャジーで大人っぽくて、マジかっけえ!!
メジャーデビュー後は、ファンクを基盤としつつも、ジャズやフュージョンなど、他ジャンルの音楽を取り込んでいっていると書いてとても好きです。

また、年下男子に翻弄される大人の女性を描いた歌詞、それぞれの歌割りも素晴らしいです。
特に1番Bメロの歌詞

すり寄るように甘えるように胸の中まで
君のこと考えちゃってるどうして?

及び、あんぬの歌い方が非常に好きです。
元々歌唱力が高かったハルちゃんやマリリでは出せない味が出ているなあと思いますし、あんぬ自身の歌唱力も高くなっているのが如実に感じられるんですよね。

なんか認知されたこともあってあんぬ推しの文章を書いていますが、元々の推しはおとはすです…推し増しするか…。

とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか/ARCANA PROJECT

作詞:⽥淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
作曲:草野華余⼦ 編曲:堀江晶太

『たゆたえ、七色』に続き、最強布陣で制作されたアルカナちゃんの楽曲。

まず歌詞。
田淵智也によるどストレートな応援ソングが、聴いていてすがすがしい!
タイアップ先である『白い砂のアクアトープ』の世界観にもぴったりですし、社会人である私の疲れた心にも刺さりました。
全編にわたって好きなフレーズが続きますが、特に

無駄だったよ なんて思うことこそ無駄じゃないか

さんざめく青春なら 通り過ぎたけど
今からだってさ 新しいことできるでしょ

上記2つのフレーズが特に好きです。

また、LiSAでもおなじみの作曲:草野華余⼦、編曲:堀江晶太タッグはもう安定ですね。
草野華余⼦が書く美しいメロディを堀江晶太さんがエモく仕上げており、言うことなしです。

be Cute/SMILE PRINCESS

作詞:只野菜摘 作編曲:田中秀和(MONACA)

今年の田中秀和枠です。
表題曲のファイオー・ファイト!も好きですが、今回はカップリングを選びました。

元々バンドが好きだということもあって、やっぱりシンプルバンドサウンド田中秀和(変な造語を作るな)が一番刺さるんですよね。
MONACAwikiでも、

「水恋」などのマイナーコードなバンドサウンド楽曲がお好きな方は是非どうぞ!

音楽制作集団MONACA 音源まとめ Wiki

と紹介されていましたが、2021年になってもSpotifyで一番再生した曲が「水恋」だった(どんだけ好きなん)私には、もうどストライクでした。

あとやっぱり私は、堀崎翔のギターが好きなんですよねえ。
Aメロ前の「ジャジャジャジャ ジャジャジャジャ ジャーーン」というギターのフレーズ(音楽は聴くだけ人間による限界の表現)がめちゃくちゃエモくて好きです。

また、只野菜摘による歌詞も素敵です。
こちらも『とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか』と同じく、応援ソングなんですよね。
歌い出しが

自分なんかこんなもんと
寂しそうに笑った

というフレーズで、すぐに引き込まれました。
またサビで出てくる「be Cute」「B級の」という韻の踏み方も好きです。

プリンセスでんぱパワー!シャインオン!/でんぱ組.inc

作詞・作曲:前山田健一 編曲:釣俊輔

1曲の感想だけで、1本のnoteを書き上げたくらい思い入れのある曲です。

Moonlight Magic/花澤香菜

作詞:花澤香菜 作編曲:北川勝利

こんなんオタクみんな好きだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
北川さんが曲を作って、オッケンがギターを弾いて、ちがちゃんがベースを弾いて、末永さんがピアノを弾いて、Tansaさんがストリングスアレンジをする。はい、優勝~~!!!優勝~~~!!!!

また、随所に挿入される「ドキドキドキ」というフレーズや、大サビ前の語りの部分などは、ざーさんの歌唱以外の声の魅力が詰まっており、声優ソングとしても100点です。

なぜかこれまで花澤香菜ソロ楽曲をあまり聴いてこなかったのですが、多分絶対沼ですね…。

Universe/Official髭男dism 

作詞・作曲:藤原聡 編曲:Official髭男dism

こういう10選ブログは、「世間的にはそんなに知られていないけど、俺こんな曲知ってるんだぞ!!」みたいな布教の意図があって、書かれている印象があります(偏見)。
そのため、流行したJ-POPがこの手のブログで挙がってくることは確率的に低いのですが…。
挙げちゃいますよね、だっていい曲だもん!!!

もうまず、イントロのピアノフレーズがいい。素晴らしい。
メロも全編わたっていい。藤原聡は天才。
普通に流行ったので聴いたことある人が大多数だとは思いますが、まだ聴いていない人がいたら、マジで聴いてくれお願い(語彙力)。
また、アウトロで小笹さんのギターが好き放題しているのも好きです。

ユメヲカケル!/スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)

作詞:マイクスギヤマ 作編曲:東大路憲太

アニメの感想の方でもちょろっと書いたので、こちらでは簡潔に。

1期OPの『Meke Debut!』があまりにも好きだったので、2期OPは好きになれるかなあと不安に感じていたのですが、それは杞憂に終わりました。
ウマ娘の楽曲はファンファーレ始まりの曲が多いこともあり、とにかくブラスアレンジが最高です。

また、曲名がトウカイテイオー(競走馬)の写真集のタイトルから取られているのがエモいですね…!

緑酒/東京事変 

作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉 編曲:東京事変

これはあくまでも持論ですが、事変は作詞林檎さん、作曲わっちが一番の黄金タッグだと思うんですよね。
私はその時の時勢を反映しさせる林檎さんの書く歌詞が大好きで。

時間がない 金すらない無い無い尽くしと言う
増してどうしてこう心身消耗してんだっけ

Bメロのこの辺とか涙が出てきてしまうんですよね。

また、QueenのBohemian Rhapsodyをオマージュしたコーラスワークも美しくて、非常に好きです。
林檎さんの歌声にうっきーとわっちのコーラスが重なっているのを聴くと、「東京事変の楽曲だなあ」と強く感じます。

わっちの美しいメロディーに林檎さんの歌詞が載った新曲を2021年に聴ける幸せに感謝したいです。
うるう年を超えても活動を継続してくれてありがとう、東京事変。
大好きな曲を紅白でも聴けて良かったです。

ロマネスク/ORESAMA

作詞:ぽん 作編曲:小島英也

ORESAMA久々のアルバムは当然ながら名曲ぞろいだったのですが、個人的にはロマネスクが頭一つ抜けていたように感じました。
やっぱりコジコジのオシャレカッティングはいいですね。
ロマネスク以外の楽曲も名曲ぞろいなので、アルバム全編を通して聴いてほしいです。

ORESAMAと言えば、今年は珍しくアニメタイアップ楽曲をリリースしなかったのが印象的で。
公式サイトを見る限り、Lantis傘下のPurple One Starにはまだ所属しているようなので、契約が切れたわけではなさそうですが…。
今回の新譜が自主レーベルからのリリースだったので、来年以降の動向に注目したいと思います。

まとめ

楽曲単位で挙げると、女性ボーカル曲が多くなりがち

昨年の10選の総括でも同じようなことを書きましたが、今年も髭男以外女性ボーカル楽曲という結果になりました。
ただ今年は12月初頭に大好きなKIRINJIの新譜が発売されたということもあり、12月に関してはKIRINJIの新譜及び旧譜ばかり聴いている状態で、あまり男性ボーカル楽曲を聴かなくなったという印象はありませんでした。

また、個人的に男性アイドル及び男性声優の楽曲をほとんど聴かないため、よく聴く男性ボーカル楽曲は必然的にバンドやソロプロジェクトの楽曲となります。
つまり、アルバム単位で聴く傾向にあるんですよね。
そのため、楽曲単位の10選には入りにくいのかなと考えています。

ちなみに2021年のアルバム3選は、

crepuscular/KIRINJI

Duets/坂本真綾

3/the band apart(naked)

です。

以前より歌詞を気にして聴くようになった

今回の文章を読み返して思いましたが、前年に比べて歌詞に言及することが増えたなあと感じました。

これまでは正直、歌詞など全然気にせずに楽曲を聴いていたんですよね。
どれくらい歌詞を気にしていなかったかと言うと、「フィロのスの『アイムアフタータイム』と『ヒューリスティック・シティ』って失恋ソングだったんだ…」と、つい最近気づいたぐらいで…笑。

社会人になってから人生に疲れているのか笑、応援歌に励まされることが多くなった気がします。

歳には逆らえないのか、ここ数年新しい音楽をdigる気力が徐々に失われていますが、来年も10選を書ける程度には音楽を好きでいたいものです。

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