夏の終わりは秋の始まり。

ある人が亡くなった。

居なくなった。

失くした。

見つからなくなった。

変わった。


そんな変化を毎日繰り返すぼくらは
気づけるくらいの大きな変化に
めっぽう弱い。


心を揺さぶられ、
足元が不安定になり、
『恐れ』を感じて、怖れる。



おわりがきたと、思うかい?





ある日ぼくは頭を抱えたよ。
『もう終わりだ。』と。


しかしある人は言った。
『はじまった。』と。




それは、
皮肉を交えたジョークかもしれなかったが、


ぼくには。
目から鱗だったんだ。



そうして、
そっと冷静になってみたんだ。
あらがえない変化に対して、
心がもがこうと、止めることはできないと。


もし君が。
日常や、平穏に『執着心』をもっているのなら。

さあ、どうしようか。



ぼくはね、
是非、その手綱を手放してみて欲しいんだ。
そして、よおく周りを見てみて欲しい。



必ず、
『君に必要なもの』は、なくならないよ。



雨の日の向日葵のように、
太陽を見失ったとしても。
その日は、その時には見えなかろうとも。


雲の上には必ずある。
そうして、
必ずまた、君の前に現れる。





太陽が見えず俯いたとしても、
その雨水が潤してくれる。
太陽しかなければ、花は干からびてしまうだろう?



冷たく暗く、恐ろしく見えたとしても、
それすら君に力を与えるものとなる。




両方必要。陰も陽も。
失ってなんかないんだよ。
それも含めて、
君を形造る人生の一幕。



そんな時こそ心をゆるめて。
なるようなしかならないならと、
逆に『安心』してほしい。


目まぐるしく変わるこの世界を
君の人生を。
楽しんで、生きてほしいと、
願っているよ。


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#心の護身術 #ぼくからぼくへ #手紙

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