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ロンドンでのおせち作り(食材調達) その①

渡英以来はじめてチャレンジしようと決めたおせちづくり。
せっかくならば日本食材店に頼らずできるだけ普段の買い物範囲で調達しようと思い立ち、手持ちの調味料に加えて、韓国食材店とWaitroseを活用することしました。来年以降どなたかの参考になればうれしいな。

栗きんとん

さつまいもは、New Maldenにある韓国系食材店H Martにて調達。イギリスでよく売られているSweet potatoはだいたいオレンジ色で実も水分が多いのできんとんには適していない気がします。なので、H Martで見かけたときは一人興奮したのですが、後になってSainsbury’sにも置いてあるのを発見。

栗は、甘栗以外手に入らなそうで、さつまいものみか、茶色い栗きんとんになるのかと半ばあきらめていたころ、Waitroseでこちらを発見‼ 

しかもホールタイプ♡Perfect

こちらを使って無事に黄色い(風の)栗の甘露煮を作ることに成功しました。くちなしの実も手に入らなかったので、製菓売り場へ行ってみたところ、こちらを発見。

うれしいOnly £1

ほかに手がないので迷わず試すことに。結果、これくらい↓の黄色感は出ました。ちなみに、この着色料は、後述する伊達巻にも使用しましたが、こちらは大成功‼

カップに一人分ずつ盛ると大好きなモンブラン風に

栗の表面がほんのりゴールドになっているのは、こちらを金箔代わりにしようしたため。ちょっとおめかしできてよい感じに。

スーパーの製菓用売り場で購入可能

調味料は、はちみつ、Cane sugar、手持ちのみりんで。手作りならでは、甘すぎない好みのきんとんができました :) ちなみに、しょうゆ・みりん・料理酒・酢など和食の基本調味料はSainsbury’s やTescoで手軽に入手ができます。

黒豆

H Martでこちらを購入することができました。重曹はありませんでしたので、私は無駄だといわれていますがちょうど家にあったBaking powderを入れてみました。それが良かったのかわかりませんが、ふっくらつやのある黒豆に仕上がりました。


黒豆にもいろんな種類があるけれど青仁島豆が◎

伊達巻

こちらは大成功したのでレシピまで ;) 私は基本的に目分量で適当に入れるので’くらい’表記となっています。
材料|たまごMサイズ5つ、木綿豆腐250gくらい、砂糖おおさじ5くらい、はちみつ大さじ2くらい、和風だし大さじ2くらい、みりん大さじ2くらい、黄色の着色料数滴(きれいな黄色になるくらい)

UKのスーパーならほぼどこにでも置いてあるであろうトーフ。
ほぼ水分を感じないかたーい木綿豆腐

作り方|
1.ボールにたまご全部、豆腐をほうりこみ、ブレンダーで攪拌する。途中で調味料を全部入れて、最終的にさらさらなるまで。ちなみにここでの放り込み作業は、我が家の9歳次女が担当です。彼女もおいおい紹介する予定ですが、自閉症と知的障害があります。たまご割る作業がお得意☆
2.たまご液をなるべく網目の細かいざるで漉して準備完了。
3.丸形のベーシックなフライパンを温め、オリーブオイルを底表面全体がしっかりカバーできるくらいたらし、キッチンペーパーで伸ばす。十分温まったら、たまご液投入し、一番弱火よりもほんとちょっとひねるくらいの温度で約13分焼く。必ずふたをする。
4.ふたを皿代わりに勢いよくひっくり返し、またすべらせてフライパンに戻して反対側を焼く。3分くらい。ふたはしなくてよい。
5.まな板に巻きすをおいて、その上にたまご焼きを置いて、内側に数か所隠し包丁を入れて巻きやすくしてから巻いていく。巻き終わったら粗熱が覚めるくらいまで放置しておく。その際にゆるいようであれば、ひもや輪ゴムで留めておく。
6.30分くらい放置したら、まきすをはがして完成。おじゅうに詰めたり盛り付けするまで時間があるようであれば、一度サランラップで乾燥しないように包んでおく。

しっとりで甘くなくて超好みの仕上がりに。もうちょっと表面だけ焦げ目つけられたら良かった

次回のおせちづくりその②では、おにしめ・紅白なます・たたきごぼうの調達先をご紹介します

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