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松之助京都本店にて(烏丸御池におけるファストパス考察)

せっかく京都に来たから、有名で、美味しいパンケーキを食べたいと思い、今日泊まっているホテルから歩く事10分。烏丸御池の閑静な住宅街の奥に大行列がありました。まさかとは思いましたが朝の8:30とは思えない違和感を感じるほどの光景は目的地への行列でした…

行列の目的は、なんとモーニングを食べるために17席しかない有名店に朝から並ぶという事。ちなみに私たちは16番目と17番目。18番目以降になると10時近くまでは入れないからドキドキです。今現在、私の後ろを含め、30人はゆうに超える行列となっている。確実に座れないのに…と思うばかり。

ここはパンケーキとアップルパイで有名な『松之助京都本店』なんとか美味しいパンケーキにありつこうとする面々が早朝から並んでいました。オープンは9時ちょうど、並び慣れた人は本や携帯を眺め、慣れてない人はとにかくキョロキョロみんなの目的はパンケーキ!早く!

いっぱいの店内で2つだけ空いたスペースに案内され第一陣に滑り込みセーフ!今、食は時間をかけてでも美味しいものを食べたいという人が物凄く多い、でも旅行などで与えられた時間内で何が出来るかを考えると、レストランに並んだ後悔と美味しさとを比較すると美味しかった悦びが少し残る。並ばないで入れたらどんなに良かったと思うと…。
そんな時にユニバーサルスタジオシンガポールのファストパスを思い出す。
値段はかなり高いがほぼ並ばずに殆どのアトラクションに入る事が出来たのだ。レストランに、これを導入は可能なのかという思いが巡る。
レストランにファストパス?親和性はどうだろう

まさにいまそれが注目されている
”Table Check Fast Pass”

銀座八五のファストパスレストランが今話題になっていて、美味しさはあのグルメガイドブック「ミシュランガイド」で一つ星に掲載されたラーメン店。

これまでは整理券制、最大6時間待ちの行列ができるようなお店。2023年11月からは午後の時間帯のみ、「FastPass」によるダイナミックプライシングを導入。午前中は大行列だが、午後は閑散としている。なぜなら午後は500円の課金で予約を受け付け、優先案内に変更となったからなんです。

お金を払えば行列に並ぶ必要がなくなったことで顧客満足度が向上し、価格は高くついても再来店する人が増えたという。また、来店客のうち6割がインバウンドと、海外人気も高い様子。

訪日客は日本人客と比べて「課金してでも時間を節約して多くの観光スポットを見て回りたい」という欲求が強く、こうした仕組みとの相性が良いとの事。

今後は、商品価格そのものの値上げや、混雑状況によって変動するダイナミックプライシングの導入にもつながるのかもしれない。週末はいつも高いという時代はすぐそこなんでしょうね。

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