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早歩きしたら、マインドのことも気になった

この間、テレビの情報番組で早歩きが健康にいいと紹介していたので、早速朝の散歩に取り入れることにしました。

あまり難しいことは考えず、ただ3分を息が上がるくらいのスピードで早歩きするというもの。番組では一週間に合計で60分早歩きすると良いとのことでしたが、まずは1日3分からやることにしました。もともと毎朝45分くらい散歩しているので、3分はほんのわずかな時間です。

でもやってみると、普通に歩く時と違って歩いた後、ふくらはぎや太ももなどの筋肉が少し張るくらいに負荷がかかります。

いつもと違う歩き方なので、どこが違うのかを意識して歩きます。足の裏で地面を蹴る感じや、膝の動き、体が上下にどのくらい動くか、上半身が力み過ぎていないかなどを確認しながら。

少し重心を下げるように腰位置を下げれば歩幅が開くので、一歩で距離が稼げる結果、早く歩けます。ただ、重心を下げると、膝が曲がった状態で体を安定させないといけないので、いつも以上にバランスが気になります。

こんな風に、これまで無意識で歩いていたのが、早く歩くだけで急に色々と気づくことが出来て驚きです。

普段、何気なく行っている思考も、同じかも知れません。

無意識で思考しているので、気づいていないことがたくさんあるのではないでしょうか?

例えば、無意識にこんなことをつぶやいていませんか?

「これは、ちょっと自分はやらないな」
「この人苦手。あっち行こっ」
「無理無理。ぜったい、自分にはできない」
「まあ、世の中そんなものだよね」

などとセルフトークしている時、マインドはどんな風に働いているのでしょうか?

私たちは何か出来事に遭遇した時、前にも同じような経験をした記憶を引っ張り出して来て、その時の状況と比較します。そして、過去に嫌な気分を味わっていたら、当然、嫌な気分を思い出すわけです。すると、無意識の段階で拒絶します。理性的に考えるとプラスになることでも、その場から離れようとするのです。

無理に思い出したくない過去を思い出す必要はありませんが、ある出来事に対して拒絶する気持ちがあるようなら、そのこと自体に自覚的であるのは対処するのに役立つでしょう。

自分はどういう時に、ネガティブな反応になりがちなのか、きちんと知っておくのです。原因は掘り下げず、ただこういう場合はネガティブなのだと気づく。

それが分かっていれば、何かよい方向に向かっていけるきっかけがやがて得られます。

体の状態を確認するように、マインドの状態を一度点検してみましょう。


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