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本読み:言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える

精神科医の観点で、言語化・具現化の威力について記載された著書。
樺沢さんの著書は何冊か読んでいるのですが、読みやすい印象です。好きな本は、幸福論じゃありません!の、THE THREE HAPPINESSです。

悩みの原因を一気に解消できない

悩みがある人は、75%ほど。悩みがない人は、25%。
悩みがない人は、悩みがないというよりは、悩みの芽が出てきたら、自分で解決できてしまう人ではないか。
そして、悩みとは、悩みを解消できずに停滞してしまっていること。これが悪化すると脳疲労だったり、心的病になっていく(この壁は比較的分厚い)。

悩みの原因を見つけて、一気に解消しようとしても、それは無理。最初にハッキリとそう述べられています。

そして悩みは成長につながる良いものであるとも。

言葉にしよう、行動しよう

悩みをどう捉えれば良いか、どう分析すれば良いかということについて記載されていている前半。
後半は、言語化や行動について記載されています。

なんとなく悩ましい。頭の中でモヤモヤしていること。言葉にしましょう。話してみましょう。

言語化のことに加えて、行動についても記載しています。
例えば、じっとしてないで動く・朝散歩するなど、セロトニンに関するようなこと。
精神科医で脳疲労や心的病を防ぐための具体例が書かれています。

病になった時に、良い医療関係者に出会えることや自分で回復力をつけていくことは大切。一方で、私の基本的精神は、病にならないことなので、事前に防ぐだったり、悪化しないようなコツが散りばめられてる本は好き。

こんな方におすすめ

自分が悩みを抱えたいたり、悩みになる前になんとかしたい人が読むと、具体的な対処法が記載されているので、役立ちそう。

そして、自分のためでなくても、身近な人への声かけとかにも役立つかな。

自分のためだけじゃなくて、誰かのためにも活用できる内容。

おまけ

「幸福論じゃありません!」の、THE THREE HAPPINESS。


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