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愛と人間の表裏

お散歩に広めの公園に来ています。
14時に歩いた自分がいけないのですが
暑いし坂きついしで汗だくになってしまい
カフェで休憩中です。
風が気持ち良くてここで感想文を書きたくなりましたので、手元に小説はないのですが書きます。


すみれ荘という下宿屋で管理人代理をしている
和久井一悟(主人公)
一悟に道端で自転車で轢かれた作家
芥一二三(本名:斉藤央ニ)
すみれ荘に16年?住んでいて一悟の義姉
青子(苗字忘れた…)
すみれ荘の住人でPMSに苦しめられている女性
美寿々(若い女性)
すみれ荘の住人でテレビ局に勤めている男性
隼人(夢を追い続けてる若い男性)

これらの登場人物の愛のカタチや、主人公から見えているそれぞれの顔と内に秘めた別の顔が描かれていて、人間って怖いなと改めて感じたのかなぁ。

「愛」ってなんだろう。
この物語ではいろんな愛のカタチがあって
愛してるからこその優しさもあれば
愛しすぎて狂気に変わることもあれば
それって愛なの?って周りに思われる愛もあって
「愛」ってなんなんだ…と思いました。

わたしはまだ、気が狂う程に誰かを愛したことがないんだと思います。
いや、気が狂う程愛さなきゃいけないわけじゃないけども「これが愛だ!」と言えるほど誰かに、何かに愛情を注いだことがないかもしれない。

愛はときに"凶器"になる。
そんな風に感じました。
もちろんそれだけではないのもわかります。


人間誰しもいろんな顔がある。
表裏と言ってしまうには語弊があるのかもです。
なにが表でなにが裏なの?ってなりますよね。
誰かにとってのわたしの表の顔は
別の誰かにとってのわたしの裏の顔
ってことも大いにあるということです。

作者の凪良さんは、後書に
家の顔、職場の顔、恋人の前の顔、のように
人間その場に合わせた顔がある…のようなことを書かれていました。
本当にそうだなと思いますし、わたしも近しい人のいろんな顔を知りたいと思う。
新たな一面が見れたら嬉しくなるタイプなので、それは人間のいいところ?なのかな??と思います。



本当に読書感想文苦手だな…なんだこれ。

簡潔にまとめると!!
「すみれ荘ファミリア」は共感できる部分が多くて読んでいて楽しかったです。

愛も人間も面白い。

次はどんな本に出会えるかしら…

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