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一石二鳥以上の学びがあると思えるツール、それが株式投資

コブ山田です。

ようこそいらっしゃいました。

今回は、株式投資について、記します。

私はプロ野球に関する発信が多いながらも、お金に関する発信も多く行っています。
特に株式は多く、Twitterのプロフィールに持っている一部の銘柄も書いていますし(2023年11月現在は2653:イオン九州と3232:三重交通グループホールディングス)、
プロ野球と株式を関連させたnoteも書くことができました。ありがたいことに、私の記事の中でもビュー数は上位です。

本当に株やっていてよかった。
では、上場株式を持っていることで日常生活にどのようなプラスがあるかについて以下書いていきます。
投資は自己責任です。あくまでも、私にとってたまたまよかったというだけです。

1.株式を持っていることによって得られたプラス(決算報告書類編)

株式を持っていると、それだけで毎年決まった時期に郵送でお手紙が届きます。中間、期末の決算報告書類です。
毎期ごとの決算状況がわかります。売上高いくら、営業利益いくら、経常利益いくら、当期純利益いくらとそれぞれ載っています。
もうそれだけで財務会計を勉強するきっかけになります。自分がお金を出して株を買った会社の状態に興味がないというのは考えにくく、状況を読み解くためにその言語ともいえる財務会計を勉強するきっかけとなる。

日本経済新聞には決算発表時の記事にそのような用語がたくさん出てくるので、日経新聞をはじめ経済メディアの読解力も高まると私は感じています。
さらに興味があれば、ビジネス会計検定という資格試験もあります。株式投資をしていて決算報告書を見たことがあれば、取り組みやすいものと思います。

また、その決算報告書類は、対外的に出すビジネス文書だという見方もできます。経営者が株主に対して失礼なことはできません。
堅い表現であり活用できるシーンは限られてくるも、失敗する可能性が低い文章表現はこういうものだという参考にもなります。
一例として、剰余金処分(配当金)のくだりは、

「いたしたいと存じます」

という表現を使う企業が多いなという印象です。

さらに、株主総会招集通知には、取締役候補者の一覧が経歴つきで載ります。
経歴を見ると、その会社生え抜きで役員に内部昇格した人、またはそうでない人と様々なキャリアの実例が目に見えてわかります。
自分がどこまで採り入れるかは個人の自由ですが、知っていて損である情報ではありません。
可能であれば、株主総会に出席して実際にマイクを持って話しているシーンを見るのもいいことです。上場企業の役員オファーが出る人の話し方、振る舞い、そういったものが体感できます。

これらは、その気になればインターネットや日経新聞で調べられる情報ではあります。ただ、それがご丁寧にパッケージ化されて自宅に届き、株主総会の招待状もついています。
決算関係書類は、活用方法次第でビジネスパーソンとしてのスキルアップにもつながる素晴らしいものだと私は実感しています。

2.株式を持っていることによって得られたプラス(株主優待編)

私がイオン九州の株を選んだ理由のひとつは、株主優待です。

福岡県が本社の企業であり、東京に住んでいて使えるのか?という疑問は簡単に解決できます。フル活用できます。
東京都内にもイオン系列のお店はあり、全国のイオンで共通して使える株主さまご優待券を毎回選んでいます。
生活圏内にスーパーのまいばすけっとがあるので、そこで1,000円強の買い物をした際に使っています。

これにはコツがあり、税込会計金額1,000円につき100円引き券が01枚使えます。税込会計金額が1,000円で01枚、1,999円でも01枚。
それならば、前者の場合に使った方が得です。生鮮食料品はわずかな重量で値段が変動しやすいですが、飲料系なら単品でいくらと計算がしやすいです。
税込105円の飲料があれば、それだけを10本持ってレジへ。そうすると100円の値引きによる値下げ割合も大きくなり、得だと感じやすくなります。

他に持っている三重交通でもそう。バスの無料乗車券は極力長い距離を乗る際に使うといった具合です。

ただ、株主優待はありがたいものですがひとつだけ注意点があります。会計金額を下げてしまうことです。
現金支出が減るならいいことだと思いがちですが、その一方でポイントを集めている場合は会計金額の低下に伴い付与されるポイントも減ります。
株主優待とポイ活の相性は悪いケースが多い、を意識しておくといいと思います。

そして、株主優待は使い切ってこそです。使えないなら売ってしまうという方法もなくはないですが、まずは自分の日常生活で無理のない範囲で活用できる優待を提供している(それもできれば廃止リスクの低い自社サービス由来の優待)企業を選ぶようにすることは大切です。

自分が頑張って貯めたお金で選び、株を買った会社です。自分で株主優待を使うと、精神的な面でも上向きになれることが多いと私は思います。

3.株式を持っていることによって得られたプラス(配当金編)

自分が働く以外の方法で現金がもらえる。配当金は株式投資の大きな魅力です。
効力発生日当日、証券口座にログインすると配当金支払通知が入っています。給与明細書とは別のうれしさがあります。

配当金の使い方は自由です。そんな中でも記事を見てみると、投資家のみなさまの使い道で目立つのは再投資です。
配当金を引き出さず、そのまま金融商品を買う。そうするとまた配当金が生まれます。そうして金融商品を買い、配当金が生まれ…と雪だるまのような状態になります。

ただ、私は現在は再投資はほとんど行っていません。私が積極的に選んでいる方法は、高還元クレジットカードの年会費を工面することです。

具体的には、私がよく使うクレジットカードはJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードであり、年会費は税込20,900円かかります。
Twitterのプロフィール欄に"JGCSuica"と記載がありますが、このことです。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/card/club_a_gold.html

単にクレジットカードを持つだけなら、無料のカードは多くあります。それでも選んでいる理由は、JALマイルとJREポイントがたくさん貯まるからです。
東京都内に住んでいて外出が好きな私にとって、JALおよび東日本を筆頭とするJRグループ各社利用時に多くのポイントがつくのは大変ありがたい。

これを毎月発生する給与所得で払うのも悪くはありませんが、01年に01回の支出である年会費とはあまり相性がよくないと感じます。
それならば、株さえ持ってしまえば年に数回自動的に別の口座に支払われる株式配当金から払う方が私にとっては安心できます。

そうやって多くもらったポイントも、時期を見て消費します。
一例は、2018年に私がアメリカ・ニューヨークに行くことができたことです。JALのマイルが貯まっていました。

飛行機のマイレージだけでなく、最近はポイントも株式や投資信託購入に使えるようになっているので、有効期限が切れそうでかつ欲しいものもなければ株へ、という使い方がしやすくなりました。

私はJALカードだけでなく他にはdカードの年会費を払っていますが、PayPayカードや楽天カードなど、いえ、推しのファンクラブの年会費などクレジットカード以外の他のものでも問題ありません。
大切なのは、自身の生活で重点的に使うサービスを底上げしてくれるものであれば年会費を払う価値はある場合が多く、ケチらず積極的に考えた方がいいということです。

また、これはいかがでしょうか。

高還元クレジットカードの年会費を株式配当金で払う

貯まったポイントで資格試験の本を買う(英語や会計関係資格など)

合格し、社内外のアピールが成功し収入が増える

株式購入資金が増える

簡単に実現するものではありませんが、株式投資と自己投資によってお金の好循環を生み出すこともできます。
例として英語・会計を挙げましたが、趣味的要素の強い検定試験でもいいです。それも合格すればその事実をSNSに出すことができ、それを見た他の人から声がかかるかもしれません。

なお、私は払いたい年会費を全部払っても配当金が余ったら何に使うかですが、身体のメンテナンスです。
まずは歯科の定期検診。それも余ったらリラクゼーションです。整体行きたいです。

最後に

お金について考える、と言うと私は札束を持っている人がお金持ちだと思っていました。ただ、持っているだけだと生み出すものは少なくなります。
全部が全部貯金なんかせずに使えというのはナンセンスではありますが、換金性が高く配当金も発生する株式投資は私の価値観にぴったりはまりました。
決算関係書類、株主優待、配当金と、株式投資は私に多様な味の果実をもたらしてくれました。
可能な限りは、株式を自身の金融資産にして生きていきたいと思っています。

また、持っているだけだと生み出すものは少なくなりますと言いながら、2023年11月現在私はJREポイント・JALマイル・dポイントいずれも5ケタの残高がある状態ではあります。しかし、これも時期を見て消費するという明確な目的があります。

お金まわりの知識があると、趣味をより深く楽しむことができますし、違った視点で見ることができる。
そして、日常生活にて不安を感じる機会も減る。今後も興味ある分野のひとつとして、積極的に知識を仕入れて活用していきたいです。

最後の最後に、私が株に興味持った時に反対の立場に立たず黙って見ていて、その後配当金と株主優待が届いた際に私は端から見てもうれしそうにしていたと思いますが、
それを微笑ましく見て一緒に喜んでくれた親にもお礼を言いたいです。

ありがとうございました。

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