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大河ドラマの由来について

どうも、こんにちは。

NHKでは日曜日の夜8時から「大河ドラマ」を放送しています。

なぜ、「大河」という言葉がつくのでしょうか。

大河ドラマは基本的に時代劇なので、河はあまり関係が無いような気がしますよね。

というわけで、今回は大河ドラマの由来について調べてみました。

大河小説という言葉が由来になっている

NHKエンタープライズのホームページに由来について説明がありました。

もともとNHKは「大型娯楽時代劇」として放送を開始したのですが、第2作「赤穂浪士」より、“人の生涯の描く大河小説”になぞらえて、読売新聞が「大河ドラマ」と呼び始めました。


元々、「大河小説」という「人の生涯を描く小説」というものが存在しました。

これを元に「人の生涯を描くドラマ」ということで「大河ドラマ」と呼ばれるようになったのですね。

大河小説の由来

大河ドラマの由来についてはわかりました。

ではなぜ、人の生涯を描く小説を「大河小説」と呼ぶのでしょうか。

デジタル大辞泉にはこう書かれていました。

ロマン=ロランが自作「ジャン=クリストフ」を大河にたとえたことに由来する。

ジャン=クリストフはロマン=ロランが執筆した小説でノーベル文学賞を受賞しています。

この物語は、ドイツに生まれたクリストフを主人公に、当時の西欧社会をの描写を交えながら主人公が音楽家になるまでの様子を描いています。


この小説には「ライン川」の描写が複数回に渡って出てきます。

人生を河に喩えることで、後戻りできない運命を表しているのかもしれません。


まとめると、「大河のように長い年月に渡る歴史を書き綴った小説」が由来になり「大河小説」という言葉が生まれたのです。



以上、大河ドラマの由来についてでした。

それでは、さようなら。

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