すなば

青森出身・宮城県岩沼在住のすなばです。二級建築士。椅子好きで、ついつい集めてしまいます…

すなば

青森出身・宮城県岩沼在住のすなばです。二級建築士。椅子好きで、ついつい集めてしまいます。寒い場所が好きです。

マガジン

  • 架空の設計事務所 Yö-ユオ-

    架空なのは事務所の存在だけ。現実のだれかのための設計事務所。 暮らしのりんかくをなぞる、そんな設計を目指して。

最近の記事

猫と住むなら冷たくない無垢材の床も良い。

猫と住んで驚いたことのひとつが、トイレです。 教えてもいないのに、迎え入れた初日からひとりでトイレを認知し、ちゃんと成功。 うちのココ丸は保護猫ではあるものの、ノラ時代が短いためトイレはほとんどミスしません。 たまに、私がトイレの掃除をサボってしまったときは、「きれいにして!」というメッセージをこめて敢えてミスをするけれども。 なので、ほとんど床を汚すことはありません。猫砂は散らばってるけども。 もちろん、色んな猫がいるので全く無いとは言えないけれど、猫を飼っている皆さんと

    • 猫と住むならG1クラス以上の断熱にした方がいい

      暖冬とはいえ、冬らしい気温になってきました。 最近では寒い東北でも、寒冷地仕様のエアコンが主要な暖房機器となってきました。 住宅を新築するとき建築士やハウスメーカーの営業さんから、エアコンは効率がいいので!と勧められることも多いと思います。 もちろん、FF式ストーブやペレットストーブなどを併用すれば、さらに暖かく過ごせますね。 私はアパート暮らしなので、壁に穴を開けるような設備は追加できません。 なので、電気ストーブやファンヒーター、灯油ストーブなどを併用している人も多いと

      • 設計料の変更について

        2023年の年末に、設計料を変更させていただきました。 大きく変化したのは、私が地元のハウスメーカー勤務から設計事務所へ転職したことにあります。以前の私はプランニングをしプレゼンをするという機会がほぼ無かったため、自分のトレーニングと腕試しを目的としていました。 ご協力いただいたご家族と実際にやり取りを重ねるうちに、自分の実力不足を痛感し、もう一度設計事務所へ戻る決断をしました。 この1年間の日々は毎日が目まぐるしく、一瞬で過ぎ去ってしまうほど濃密な時間を過ごしています。

        • 「砂庭」と「砂場」と「すなば」

          お久しぶりです、すなばです。 実は2023年4月から地元八戸を離れ、宮城県岩沼市の建築設計事務所へ転職しました! その兆しを綴った記事はこちらをぜひ。 あれよあれよと日々が過ぎて、今年は本当に1年が早かった、、、、!充実している証拠と信じて。 ・・・ 転職をして必ずぶち当たるのは私の場合、名前なのです。 厳密に言えば、苗字です。 私の苗字は、「砂庭」とかいて「すなば」と読みます。 電話では必ず聞き返されます。「すな、だ、さんですか??」が1番多い返答です。きっと「す

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        • 架空の設計事務所 Yö-ユオ-
          12本

        記事

          ますかけ線を超えて

          ある日、オーラが見えるマスターがやっている地元のバーに行った時だ。 「あんたは運がいいのに、ほんとーーーーーーーにもったいない!」 と店に入ってから出るまで延々と言われた(笑) でも、具体的には教えてくれなかった。家について悶々と考えると、マスターは本名と左手の手相だけでそう言っていたなあ、、、と気づき、まじまじと左手を見ていた。 あれ?これは、いわゆるますかけ線では?????? 色々調べていくと、ますかけ線は遺伝であることが多いらしく、母の左手にもますかけ線があった。

          ますかけ線を超えて

          広島旅行-スペシャルゲストと共に-

          友人と広島旅行に行った。高校の卒業旅行に行って以来なので、ふたりとも10年ぶりの広島。 私たちの修学旅行は、青森から広島・奈良・大阪・京都の4府県の旅だったので広島での思い出は、厳島神社と原爆ドームしか覚えていなかった。広島焼も食べなければ、もみじ饅頭もお土産で買っただけ。ほぼ移動して終わってしまっていた。 それでも、当時の学年主任が「本州最北端の青森県民はもしかしたら二度と行かないかもしれないから」と広島を計画地にいれたらしい。 そもそもこの旅は、友人のお兄さんが広島出

          広島旅行-スペシャルゲストと共に-

          暴走特急も背中を押されたい

          子どものころから、占いが好きなほうだ。 その日の運勢というよりは、私の性格や本質についての占いが好きだ。人と違うことやよくやってしまう失敗を、「性質」のせいにして少し和らげたいのだと思う。「AB型だから、これは、私自身のせいではない。血液型のせいだ」てな感じで。根本的な解決にならないけれど、思い詰めやすい性格なので、こうやって自分に向かう矢印をそらしたいのだろう。 私はAB型だと誰かに言うと、だいたいの人は「あぁ~」とか「ぽいねぇ」と返してくる。心の中で、((何がじゃ。どう

          暴走特急も背中を押されたい

          BUMP OF CHICKENが好きすぎて、共感し合わなくてもいい

          自己紹介をするとき、自分の趣味を話すことが少し気恥ずかしい。仕事での一面とプライベートの趣味はギャップがある可能性がある。だから、どこまで自分の趣味をさらけ出すかは、少し考えてしまう。 その中でも、音楽の趣味については少しこじらせてしまっている感がある。 私が常に聞く音楽は、BUMP OF CHICKENだ。高校2年生のときにドはまりして以来、私の音楽はBUMPを軸にまわっている。 新卒のころ、家に帰ってふと目を閉じて開けたら朝、なんてことが毎日だったので、アラームの曲

          BUMP OF CHICKENが好きすぎて、共感し合わなくてもいい

          Plan04:つくばの家

          今回は、つくばでの住宅設計。土地選びから、プラン作成、設備等のご提案、そして、省エネ計算、とボリューム満点のご提案になりました! 土地情報 ・住所:茨城県 ・敷地面積:260.94㎡(78.77坪) ・用途地域:市街化調整区域 ・建ぺい率:60% 容積率:200% ・省エネ基準地域区分:5地域 場所の特徴西側が道路に面した敷地。東側の隣家のお庭との位置関係をみると、南東側の抜けがある。= 日差あたり良し! 最寄バス停まで徒歩20分。駅からは離れているが、土地代は1,00

          Plan04:つくばの家

          家づくり:おすすめ設備まとめ

          私の独断と偏見による、家づくりの際におすすめしたい住宅設備や家具・パーツのまとめです。各サイト・メーカーの商品の入替えなどもありますので、随時更新します!(2022.09.06 最新) トイレ:サティス / LIXIL形にこだわるのであれば、サティスがおすすめ!他メーカーでは便器が樹脂の場合もあるが、サティスは陶器。また、便座部分が握りこぶしひとつ分もリフトアップするので掃除もしやすい!ただし、手洗いが付いてないため別途手洗い器をもうけるか、洗面所と同じ部屋にするか、など必

          家づくり:おすすめ設備まとめ

          青森県立美術館とミナペルホネン

          青森県立美術館で開催されているミナペルホネンの「つづく」展に先日行ってきた。実は3年前の東京での展示会にも行ったので、実は2回目だった。 東京での展示を見るまでは、ミナペルホネンとはなんぞやというのはほぼ知らなかった。とにかく、tambourineというテキスタイルがなんだか可愛くて好きだった。 その、ただ純粋に「かわいい」にはとてつもない時間と手間がかかっているという事実を目で見て知ったのが、この「つづく」展だった。それからますます私は、このブランドが気になり、皆川さん

          青森県立美術館とミナペルホネン

          誰かのために

          「あなたは、何のために音楽をやっているの?」 とある吹奏楽部に密着した番組で、顧問の先生が部員たちに問いかけた言葉。先生の求めている答えは、 「誰かのために。聞いてくれる誰かのために、いい音楽を届けるため」 思い出すだけで、今でも胸をドンと突かれたようだ。 小学~中学生と吹奏楽に夢中だった私は、そう考えたことがあっただろうか。自分が上手くなりたい、きれいに吹きたい、ソロが吹きたい。自分のための音楽だった。毎年チケットを買って聞きに来てくれた母や祖父母、友人のためにと、

          誰かのために

          バブル期の結婚と令和の結婚

          兄と私は、なかなか変わった関係性だ。 というのも、もともと仲が悪く、性格も合わない。共通の話題もない。高校時代には大ゲンカをし、口を全くきかなかった。 大学生になり実家を出てからは、よけいに疎遠に。社会人になってからというものの、会うたびにズレを感じてしまい、あえて私からも連絡はとらずにいた。会ったときのエピソードを友人たちに話して笑い話にしているほどだった。 が、兄が結婚した。ただふたりは結婚式をしないそうなので、結婚祝いの品を贈ろうと思う。何にしようかな~とサイトを

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          シンクに置き去りにされるので、てこの原理を取り入れてみた

          紅茶派だった私は、最近コーヒー派になった。仕事中はとくに、濃い目のコーヒーがないとなんだか物足りなくなってきた。なので毎朝、コーヒーをマイボトルに入れていくのが日課になっている。 これまで、KINTOのボトルがお気に入りで5年ほど使っていた。 あまりないマットでざらついている表面が好きで、かつ、開け閉めするときの「きゅっ」音が小さいことがお気に入りポイント。 ありそうでない、ベージュのような白も気に入っていて、私の中では殿堂入りしていた。 それが最近、ニューフェイスに

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          架空の設計事務所Yö-ユオ- 初めのガイド(2023.12.28更新)

          架空の設計事務所Yö-ユオ-を初めて知っていただいた方向けのまとめです!(2023年12月28日更新) 暮らしのりんかくをなぞる設計するときの私の一番の楽しみは、1回目のヒアリング。会話の中でぽろっとこぼれた言葉の中にはしっかりと決めたわけでもなく、自然とできあがった家族の習慣が見えてきます。それは、他の人にとっては特徴的なことが多いです。 と、ご飯とテレビの関係性だけでも様々。この関係性でリビング・ダイニングのあり方が変わってきます。 このような家族の中では当たり前の

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          「夢はなんですか?」にうまく答えられなくて

          20代後半というのは会社にとって、思わぬ「役割」がある。 「新人教育」だ。 支店で設計工事課に所属している唯一の20代なので、今年の新卒教育だけではなく来年度の新卒面談の担当も任された。 最初は、こんな機会めったにないから少し楽しみにしていた。世間でいう就活をしなかった私にとって、未知の世界だった。 が、オンラインでの面談なこともあり連日に及ぶ面談は、想像を超える大変さ。一番の想定外な出来事は、学生たちの質問に私のメンタルがじわじわやられていくことだ。 学生さん「す

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