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コーチングで自分自身を再発見『新しい自分』に

こんにちは。

『コーチング』と聞くと、
先生から生徒に・先輩から後輩に・上司から部下に
など物事を教えるときの教授法としてのイメージが強くあると思います。

私もコーチングに出会ってから指導するときに大切にする教授法の一つですが、
自分自身にコーチングすることを実践している人はまだ少ないのでは?と思います。


そもそもコーチングとは?コーチングを自分自身に?

『コーチング』という言葉は近年よく耳にするようになりました。

コーチングとは、
目標達成・夢の実現に向けて、コミュニケーションを通してやる気・自発的な行動・能力を引き出していくアプローチ方法です。

これを自分自身に。。。?と最初は思っていたのですが、
コーチングを学び終え、さらにカウンセラー資格を勉強し始めた時にあれ?と。

生徒にコーチングを用いた指導を行うのであれば、自分自身も体験する必要があるのではないかと。

カウンセラー資格のテキストの中に、
「まずはカウンセラーであるあなた自身の心を整えておくべき」
と書いてあり、これはカウンセラーだけではなくどの業界でも同じことだと気づいたのです。

話はそれましたが、
開業をするにあたって自分自身のコーチングを始めたときの話です。


目標の設定と明確化

まず始めたことが目標の設定。
当時の私は習い事教室の開講を決めたもののまだ何も手をつけていない状態でした。
そこでお教室を開講する上での目標を設定、明確にしました。
『一人一人に寄り添う』という目標。

ここからこの目標を達成するために具体的で実現可能なステップに分解します。

今回の場合はまだオープン前の段階での目標だったので、
「一人一人に寄り添うためにどのようなことに取り組むか」
というところを考えて進めました。


自己対話

自己対話』とは感情や考えを自己認識のために探求する手段になります。
また、自己意識の向上や成長に貢献して、感情の整理や目標設定など様々な場面で自己コーチングの手段となります。

自分自身が思う一人一人に寄り添うということはどういうことなのか。
一人一人が持つ目標を達成できるように一人一人異なるサポートをしたい。
マンツーマンのレッスンではなく、グループのレッスンで一人一人異なるサポートをすることは可能なのだろうか。

こんなことの自問自答を繰り返します。

自問自答から生まれたアイディアを調べて、試して、比べて、評価して、
これは成功だ!と思う場面もあったり
これは違うな。。と失敗することもあったり。

行動に移した自分の評価と振り返りも行います。

この経験を通して自己対話は
自分の考え・感情と行動を一致させる
ということにかなり有効だと感じました。

この自己対話については、コーチングと考えずに自然と日常で取り入れられている方も多くいると思います。
改めて声に出したり、ノートに書いてみたり、
自己対話として自分に向き合うと、実際には少し違う考えも持っていることに気づいたり、無理やり蓋をしていた考えを掘り出すことでまた新しい考えが生まれたり。
『新しい自分』の発見があるかもしれません。


振り返りと学びの抽出

ここでは今までの自分の行動・過去の経験を振り返り、成功や失敗から学びを得ることに焦点を当てます。

今回の私の場合は、今まで多くの生徒と向き合ってきた中で一人一人と向き合うことができていたかということを振り返っていました。

・グループレッスンの中で一人一人にアドバイスを送れたこと
・レッスン以外でのコミュニケーションを取る時間が少なかったこと

などなど過去の自分を客観的に見て、この場面は自分自身の成長につながっていると考えたり、もっとこうできたなぁと反省点が見つかったりしました。

この作業を行うことによって、自分が目標に向かってどんなことに取り組めば良いかの理解が進み、目標達成に向けてもう一歩近づけるのです。

強みと課題の分析

自分の強みや課題を正直に、客観的に見た状態で行います。
過剰評価にはなりたくないところですが、私の場合は自分に自身がなさすぎるタイプなのでその辺りも考慮して分析を進めました。

私の強みは勉強し続けることが好きというところ。

資格を取るのが好きなのです(笑)

・コーチング
・カウンセラー
・インストラクター系
などなど….
(今また繋がりのある違う資格を取得中)

様々な資格を取得しています。
これは今までほぼ趣味のような感覚で勉強していましたが、例えば
今習い事教室を開講しようとしている人がこの資格を持っているんだと話してきたら、それは強みだね!と言えるのではないかと。

ここを大きな強みと自信を持つことができました。

そこから生まれる課題。

持っている資格をどう活かすかということ。
そこでまず初めに
一人一人に寄り添うためにコーチングを活用する
というところに行き着いたわけなのです。

人間は性格も人それぞれ。
やる気スイッチも人それぞれ。

一人一人とコミュニケーションをとり、(←振り返りから反省した部分)その人を理解することから行うことで私が持つ強みを目標に活かせると気づいたのです。



肯定的な自己評価

ここまで幾つかの方法で自己コーチングの紹介を行ってきました。

どの場面でも必要だった『自分を客観的に見る』ということ。
ここで必要なのが肯定的な自己評価をするということです。

いわゆるプラス思考ですね。

私は自分に厳しくしてしまったり、自分のことは後回しにするタイプ。
あまり自分に対して良い評価をしてきませんでした。
自己肯定感も低め。

だけどこの自己コーチングをする場合は自分にマイナスの評価をすることは向きません。

なぜならコーチングというものは、目標達成・夢の実現に向けて、コミュニケーションを通してやる気・自発的な行動・能力を引き出していくものだから。

初めに戻りましたね。
自己コーチングは自分へのダメ出しをして落ち込む会ではありません。

過去の失敗も、例え過去の自分が間違えた考え方をしていたことに気づいたとしても、失敗の経験をしているということは今自分が持っている目標達成・夢の実現に向かって取り組む上でかなりプラスになります。

これが経験から学ぶということ。
ここを自己評価で大切にしていきます。


最後に

いかがでしたでしょうか。

自己コーチングは何か目標を持った時、壁にぶつかった時など様々な場面で活用することができると思います。

実際に行うと、物事に対してのやる気がかなり出ました。
これは何をどうしたら良い方向に進めるかがある程度自分の中で明確になるからではないかなと思います。

皆様も是非。







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