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【読書録】水は答えを知っているーすべての存在は”波動”というものの見方

「ありがとう」と「ばかやろう」、見せる言葉で全く異なる水の結晶ができます。このような水の結晶を通じて、”意識”や”気持ち”の大切さを量子力学の”波動”という考え方に基づいて理解することができました。

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こんばんは。リケジョサラリーマンのcocoです。

今日は『水は答えを知っている』という江本 勝さん著の本を読んで私が感じたことをシェアしたいと思います。

はじめに

本書を含む関連書籍は、現在45カ国以上の言語に翻訳され発行国は80カ国で300万部を超える国際的ベストセラーとなっています。
(引用:https://hado.com/company/emoto/)

著者の江本 勝さんは長年、水の研究をされてきた方で、世界で初めて《水を凍らせて結晶を見る技術》を考案されました。

本書には、様々な条件で撮影された水の結晶の写真が載せられています。
「ありがとう」と感謝の言葉を見せた水は、言語によらず、表紙のようなとても美しい結晶となります。
一方、「ばかやろう」と人を傷つけるような言葉を見せた水は結晶を作ることさえできません。

私がこの本を読もうと思ったきっかけは2つあります。

1つは、父におすすめされたことです。
行動科学について研究している父は、最近、
「すべては意識がつくっていて、それが波動で説明できるんだ」
というようなことを言っていて(”波動”ということに興味を持っているようです(笑))、
その”波動”のことが分かりやすく書かれている面白い本だよ、とおすすめされました。

もう一つは、おすすめされたので本屋さんで立ち読みして、
最初に述べたように、見せる言葉でまるで異なる水の結晶の写真に興味を持ったことです。
なぜ、このようにできる水の結晶が言葉によって変わるのか理由を知りたいと思いました。

人間の体は平均すると70%が水である

水の研究をしてきた著者は、様々な水の結晶を撮影することを通して、”この世界をシンプルに説明できるたった一つの答えは「人間の体は平均すると70%が水である」ということ”といいます。

人間は一生を通じてほとんど水の状態で生きています。

普段意識することはありませんが、そういう見方をするとなんだか不思議な感覚になりました。

水はとても不思議な性質を持っています。

例えば、氷が水に浮く(水の比重が一番重くなるのは4℃)ということ。

また、他の物質を溶かし、運ぶという性質も極めて特殊です。
この性質のおかげで地球に生命が生まれました。

全ての存在はバイブレーション

「すべての存在はバイブレーション(=振動する波動)である」という事実は量子力学の世界では常識となっています。

分子→原子→電子、さらにミクロに分けていくと、すべては粒であり、波でもある、ということにたどり着きます。

私は本書を読み終えて、この「すべての存在はバイブレーションである」ということが色々なことに答えを出すキーになるなと感じました。

こういう視点で考えると
「愛や感謝の言葉がいい」
「なぜか惹かれる人がいる」
「人に公言すると実現する」
という理論では説明できなさそうなことが少しロジカルに説明できるのです。

そして、すべては人間の体の70%を占める水が伝える媒体となるという前提で成り立ちます。

「感謝の言葉がいい」
これは、言葉が固有の周波数を持っていて、感謝などポジティブな言葉は高い周波数(=エネルギー大)であるからと考えます。

「なぜか惹かれる人がいる」
これは、人も固有の周波数を持っていて、同じ周波数またはそのn倍の周波数をもつ人とは共鳴するからと考えます。

E=mc^2の新な解釈

「人に公言すると実現する」ということの説明を、筆者はアインシュタインが相対性理論で述べた公式

E=mc^2 (エネルギーEは質量m×光の速度cの二乗)

を用いてしています。

この式において、
m:意識を持つ人の数
c:意識(consious)

と読み替えるのです。

そうすると、意識cを増やすとエネルギーはその二乗となって増える、また、その意識を持つ人mが多いほどエネルギーが大きくなる、と考えることができる。

すなわち、自分の目標や思いを人に公言すると、それが大きなエネルギーとなり、そのエネルギーの波動が水を媒体として伝わり広がっていき実現すると考えることができるのです。

これは目標だけでなく、愛や感謝の言葉にもいえることで、最後の著者の言葉が印象的だったのでそのまま引用させていただきます。

すべてに愛をもち、感謝の気持ちを忘れずに生きていれば、その意識はすばらしいパワーになって世界に広がっていくでしょう。そのことを明確に教えてくれるのが、水の結晶なのです。

さいごに

本書は、科学的に正しいのか?など様々な意見もあるようですが、
個人的な直感(+量子力学の概念を学んだもの)としては、
本書に書かれていることは事実なのではないかと思いました。

人間の70%が水であるというシンプルな前提に基づいて、
自己啓発本やビジネス書でも語られているような意識や言葉の大切さが、
すべての存在は”波動”であるという切り口で、(飛躍している部分があるものの)ロジカルに説明できるということが、わたしにとっては発見であり、とても面白いなと思いました。

少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本書を手に取って、
見せる言葉、採取する場所、聴かせる音楽、によって全然異なる姿を見せる水の結晶の写真を見てみてください。

※本文の中で量子力学、波動について少し書いており、もちろん確認はしていますが、わたしの理解が不十分で間違ったことを書いているかもしれません。もしも、違っているということがあればコメント等で指摘いただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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