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【動画&書き起こし】箕輪さん講演会 in 静岡

就職活動について

箕輪:テレビ局に入れない人は、制作会社に入ってADから。出版社に入れない人は、編集プロダクションに入って、本当叩き上げでっていう。

けど、僕はそれは無理だなと思って。ちゃんと出版社とかテレビ局に入れなかったら、沖縄の会社行こうと思って。そしたら、テレビ局と出版社全部落ちて。

で、沖縄の瀬底ビーチリゾートだけ受かって、パラソルをさす係と、マングローブを案内する係という”重要なやつ”を任命されて。

それが決まってたんだけど、そんな中、朝起きてヤフーニュース見てたら「瀬底ビーチリゾート倒産」みたいに出てて、「お!潰れたか!」って思って。

もう一年だけ就活しようと思って。就職浪人ってやつですね。その時、一回失敗してるってのもあったから、すげー、丸裸っていうか。本当(面接でも)「大学時代遊んでただけっす」みたいな。

一年目は嘘ばっかついてたんだよ、就職の面接で。「サークルでリーダーやって」みたいな。

彰:それはやってなかった?

箕輪:うん。やってなかった。

(一同笑い)


なぜ編集者に?

彰:どうして編集者になられたのか、お伺いしてもいいですか?

箕輪:インドを旅してた時に、インドって本当に、漫画かってくらいトラブルに巻き込まれるんですよ。なんか、午前中窃盗にあって、午後監禁されて、夜暴行されるみたいな。本当「漫画か」みたいなことがあって。

俺はその経験をした瞬間、今すぐネットカフェに行って、ミクシイで日記を書きたいって思ったの。こういうことがあったって。ネタにしたいって思ったの。

彰:すごいですね。

箕輪:それが俺の行動原理っていうか、あらゆる困難も、嬉しいことも辛いことも全部ネタにして発信して、それで面白いって言ってもらいたいっていうのが、自分の快楽なんだなって思った。

世の中のことは、正しいことのために99%ないと世の中回らないけど、残り1%くらいは、面白いために行動する人がいても良いんじゃないかなって思って。俺は絶対そっちだなーって思って。

それだったら、その当時はスマホとかなかったから、出版かテレビかなって思ったって感じ。


今求められる編集者とは?

彰:インフルエンサーに編集者自身がならなければならない時代?

箕輪:単純に本が売れないんですよね。普通にやっても売れないから、何かで見つかる存在にならなきゃいけなくて。

それでいうと、今の時代でいうと僕が作りたい20代向けの本は、SNS上でそれなりのバズを生まないと亡きものにされるんですよね。

俺がインフルエンサーになれば、俺が出す本全部売れるじゃんって思って。で地道にやってきて今そういう存在になって。結局、本当に結果を求めるとこの答えに行くみたいな感じですかね。


箕輪編集室について

彰:箕輪編集室を作られた時の思いって、どんなところからなんですか?

箕輪:なんだっけな。箕輪は忙しいからって人つけられたのに、俺が教えることでむしろ忙しくなって。なんだよこれ、お金とってもいいくらいだよって思ったのが最初かな。

で、「お金とって一緒に働く人募集」って言ったら一瞬で埋まって、それがあれよあれよという間に300人くらいになったっていう。

僕のオンラインサロンでやっているような、それこそ普段絶対出会えないような人の記事を作るとか、その人たちのコミュニティをデザインするみたいな仕事ていうのは、いわゆる仕事としてやってる人が今までいたけど、実はエンターテインメントみたいなもので。エンターテインメントだと思ってやってる人の方が、いいクリエイティブを生み出す。

遊びのように生きてる、最先端を行ってるやつらが、すごいじゃないですか、うち(箕輪編集室)でも。オンラインサロンなんて、こういうものだって説明する必要ないし、大体の概念はわかってるから、「オンラインサロンのプロデュースするぞ」って言って、俺がいわゆる経典みたいに「こうこうこうだ!」って言ったら、それで一瞬で価値観が浸透して自走し始めるみたいな。

すごい良いクリエイティブな集団になっていくだろうなって。要は僕が出版社っていうものに所属しながら、オンラインサロンの両方をやっているからわかるけど、まあ出版社は絶対勝てないだろうなぁとは思う。


これからのビジョン

彰:これからの箕輪さんのビジョンだったり、「今年これやる!」みたいなことってありますか?

箕輪:ビジョンでいうと、僕ほんとお金使わないし、お金に興味ないんだけど、お金儲けが死ぬほど好きなんですよ。「ジャブジャブだよ!」っていうのが好きなんですよ。なんなのかわかんないんだけど、「ジャブジャブ」って言うのが好きで。

この前投資家の人に会って、結局クリエイターの限界っていうのがあって、「誰もが年収一億円で止まる」と言われて、「なるほど」と思って。

別に一億円も必要ないし、一億円以上稼ぎたいと思ってるんじゃないんだけど、でもそこを突破したいって思うんですよね。「ジャブジャブだよ」って言いたいんですよね。

そうなったときに、じゃあなにかって言ったら、資産を抑えなきゃいけないと。自分でリスクを冒してでも、お金を出してコンテンツを作るとか、あとは印税をもらうとか権利をもらう作品を作る主体にならきゃいけない。

俺も主体にならなきゃだめだと。この次は。だから、作詞とか、ちゃんと財産を抑えに行ってそれをとる。カラオケで、みんなが浮かれて歌うたびに俺んとこに金が落ちる。そういうね、ちゃんと財産を取りに行くっていうのが、次のビジョン。


仕事の原動力

彰:仕事をして行く上での、原動力にあたるものって、さっきの「ジャブジャブ」から来るんですか?

箕輪:いやーそれでいうとね、もうないんだよな。なんだろな。でも難しいんだけど、でも、「むかつき」じゃない?

彰:むかつき?

箕輪:箕輪って生意気だよな。かばん持ち(若者を育てる施策)とか呼びやがってとか、ネット企業と組んでベストセラー出して生意気だよなって(他の人たちが)思ってる瞬間に、作詞家になって、「あの大ベストセラーの楽曲の作詞全部箕輪らしいよ」っていって、そいつらを混乱させてやりたいのよ。あいつは何者なんだと。


熱狂できるものを見つける方法

彰:そういう、熱狂できるものを見つける方法。

箕輪:これね。これってたぶん、次の世代のもう本当のテーマになる。

「三歳児最強説」ってのがあって、三歳児とかって、全員熱狂してますよ。目の前のことに。もう「これが好き!」って、ずっとYouTube見てるし、キチガイのように一つのことやってるし、ぜったい着替えろって言っても着替えないし、ただ熱狂してるわけですよ。

僕が見てる成功者、全員三歳児みたいですよ。みんな大人になって、その三歳児のレースから脱落して、大人っていうものになっていくんだけど、あくまでも、自分の価値観を大事にするっていうことは大事ですよね。


質問コーナー

質問者:箕輪さんにとって今一番楽しいことって何ですか?

箕輪:楽しいことか~。楽しいことあんまないんだよなぁ...。あ、でもこうゆうの楽しいよ。地方に呼んでもらって、話すのが一番楽しいかな。こうゆう仕事だけしてたい。

彰:それでは本日の講演会、ここまでにさせていただきます。ありがとうございました。


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動画 アルマ

ライター 村田祥一 / 田中真愛

編集 石井彰

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