こんにちは！土市・ドドド！アート！担当の笹部睦です。

先日公開された、ドドド！アート！のレポートはもう読みました？土や草木といった自然のものからアートを作るという珍しいイベントを、わかりやすくレポートしているので、ぜひ読んでくださいね👀

そんなドドド！アート！ですが、3月24日（日）に焚き上げることになりました。
その名も、「ドドドのお焚き上げ～おわりは何かのはじまり～」。
作品を燃やしちゃうの、もったいない！と思っちゃいますが、なぜ作品を燃やすのか、どんな思いを持っているのかを、このnoteで伝えられたらと思います。

今回も、ドドド！アート！をいっしょに描いた、アーティストのスギサキハルナさんが来てくれます。
スギサキさんは、草や土、貝殻の粉といった自然のもので絵を描いています。インドや中国など、海外でも活躍されています。スギサキさんの作品はエネルギーたっぷりな感じですが、実際にお会いすると、柔らかいひととなりで心地よい雰囲気をもっています。
前回のドドドアートで、スギサキさんの魅力にとりこになった人は多いのではないでしょうか（私も含め…笑）？また会えるのを楽しみにしててくださいね！

作品の最後を見届けて、また新たなものを生み出す

私たちには、自分で作り出したものを最後まで見届ける責任があると思います。自分たちで作り出した作品をただ捨ててしまうのではなく、意味のある形で終わらせ、また新しいものに生まれ変わっていく過程を見てほしい。

私自身、ドドド！アート！の作品は大好きなんですが、いつまでも保管して飾れるわけではないので、どうしようかと思っていました。そんなときに、スギサキさんから「お焚き上げをして土に帰そう」と提案をしていただき、焚き上げることに。

自分たちが作ったものに責任を持って土に還すと同時に、新たなモノに生まれ変わっていく様子を、見届けましょう。

意外と、なんでも自分で作れる

これは、私が土市でも伝えたいと思い続けてきたメッセージです。お金を出せばなんでも手に入る世の中ですが、自分で作れるものも多いし、そのほうがゆたかだな～と感じます。ちなみに、土市で和紙や味噌を作るワークショップをしているのは、こういう背景がありますよ。ドドド！アート！でも土や草木といった、簡単に手に入るもので作った絵の具で、描いてきましたね。

今回のお焚き上げでも、自分で簡単に手に入れられるもので草木染めをしたり土器を作ったりします（素焼きのための火は、都会では難しいかもだけど…）。草木染めには、会場の尼崎の森中央緑地にある、草や枝、葉っぱを使いますよ。

また「自分でできる」とわかることで、この先なにかやりたいことができたときに、一歩目を軽く踏み出せるようになると思います。土や草木といったさりげないものが起点となって、その先の生きる道筋になることもあります。「意外と自分でできるやん」を感じてもらえたらと思います。

スギサキさんの生き方を見てほしい

今回も、スギサキハルナさんが尼崎まで来てくれます。実際に会える貴重な機会なので、ぜひ会いに来て、スギサキさんがどんなふうに作品を扱っているのかを見てほしいです。

アーティストという職業の方と出会う機会は、なかなか少ないと思います。アーティストが完成した作品をどう扱っているのかをリアルを見てもらうことで、「こんなふうに生きている人もいるんだ」と、知ってほしいです。いろんな生き方を知ること。それは、あなたの人生の背中を押してくれるかもしれません。

お焚き上げに草木染め、土器作り&素焼きと、もりだくさんの、「ドドドのお焚き上げ」。
火を見つめつつ染めをする、ゆるりとした会にしようと思っています。
循環というワードや、自分で作ることに興味のある人は、ぜひぜひ遊びに来てくださいね！