『本音のクローゼット』 はじめました
「自分の興味関心や本音を気ままにつづる場所をつくりたい」
急にそんな気持ちが湧き上がり、noteを開設してみました。
気をつかいすぎる人間の本音の行き場
初めましてこんにちは、coconutといいます。
本業ではIT企業のテクニカルライターとして、サービスの使い方を説明するコンテンツなどのライティングに関わっています。
サービスの仕様を理解し、それをいかにユーザーにとって分かりやすく説明するかを考えながら言葉をパズルのように組み合わせていく業務はとてもおもしろいです。
人と話すことも好きであり、定期的にインタビュー記事の執筆も行っています。むしろ話すことの方が得意かもしれず、周りからは「なぜライター職なの?」とつっこまれることも。笑
こんな感じで書くことも話すことも大好きな私ですが、弱点は気をつかいすぎて言葉選びに慎重になりすぎるところです。物心ついた頃から人一倍気をつかう性格であり、平和主義といったら聞こえはよいですが、なんせ無駄に神経をすり減らしてしまうのです。
チャットなどのメッセージ送信前には、いかに相手に寄り添い、そして朗らかな雰囲気の文面になっているかどうかが気になってしまうのが常。友人と会って話していても、「今この話題は適切かな?楽しんでもらえているかな?」と紡ぐ言葉を考えすぎてしまうこともしばしば。
私はおそらくHSS型HSPであると自認しており、人と関わることは好きなのに、気をつかいすぎて本音が迷子になるという悩みを抱えています。
参考:HSS型HSPとは?性格の特徴と対処法
ライターとして大切にしたい、言葉で表現すること
言葉に振り回される日々ですが、それでもやっぱり言葉が好きなことに変わりはありません。
私は読書が趣味なのですが、心に響いた一文やフレーズはメモして何度も見返すようにしています。知識を得るだけではなく、すてきな言葉や表現と出会い、それをコレクションしていくことが読書の楽しみです。
このように言葉を愛する私ですが、最近自分の思いをありのままの言葉で表現することをさぼっているのでは?と感じ始めました。
気をつかいすぎる性格に加え、テクニカルライターという職業も相まって、きれいで分かりやすい言葉をならべる生活を続けていたら、だんだんと自分の本音を自分の言葉で表す機会を見失ってしまったように思うのです。
そんな危機感を感じた中で、自分の考えを自由な言葉でつづる場所をつくらねば!と思い、noteを開設しました。
InstagramやYouTubeなど、画像や映像といったビジュアルの方が優位な時代かもしれませんが、やはりライターとして言葉で表現する機会を大切にしたいのです。
『本音のクローゼット』をひらく
私は20代後半が人生で最も苦しく、生き方についてたくさん悩みましたが、様々な考えに触れて道を切り開き、今は何とか楽しい30代を送っています。
当時人と直接話す以外にも、本やSNSなど様々な媒体で多様な生き方や考え方に触れ、ずいぶん助けられた経験があります。
この経験から、せっかく自分の思いをつづるなら誰かの助けになるような形で表現したいと思いましたが、今は情報過多な時代。インターネットを眺めていると、とめどなく膨大な量の言葉が流れてきます。1つの事象を検索すれば、もれなく無限に関連情報がついてきます。
そんな環境では、「私なんぞが仕事以外で文章をつづっても意味がない」と一瞬心が折れましたが、コピーライターの田中泰延さんが以下の著書の中で語られていた言葉を思い出し、思い切ってnoteを開設してみたのです。
自分のために書く。自分の心がはずむことを書く。そして、それが誰かの心に少しでも届いたらラッキー。
誰かに見せるために存在するわけではない自分のクローゼットにしまうように、大事に残しておきたい本音をつづっていきたい。そんな思いで『本音のクローゼット』というタイトルをつけました。
今感じているこの気持ちを大切にしながら、『本音のクローゼット』を育てていきたいです。
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