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あなたの脳が毎日無駄に疲れている理由

これは私の話ですが、福祉の仕事をしていると情報の共有がとても大切になります。
ちょっとしたことや、大したことじゃないかな?と思うような事柄でも、意外とそれがお相手の人柄を知るための貴重な情報になったりするんです。でも、職員によってはその情報を全然共有してくれない!
こちらから「これどうなりました?」と聞いたら「あ、それはもうこうなってます」みたいな…。「言えよ!!」っていう笑。 
 

どうしてすぐに共有してくれないんだろう。なんで情報の大切さがわからないんだろう。福祉サービスを使ってくれている利用者さんのことをなんだと思ってるんだろう。
日々こんなことを考えてはイライラするわけですが、これって「無駄な怒り」なんですよね。 
 

前置きが長くなりましたが、今回は「自分が変えられることはじっくり考えて変えていこう。他人の行動など、変えられないものは考えない!」こんな話を書こうと思います。
「自分が管理できるものに焦点を当てよう。それ以外は無視!」ということですね。 
 

こんな状況を想像してみてください。

友達に食事に誘われたので、お昼の12時に駅前で待ち合わせをすることになりました。
あなたは優秀なので11時50分には駅前に到着。のんびり友達を待っています。

12時10分になりました。友達は現れません。
「まぁまだ10分だしな」。心の広いあなたは、まだのんびり待つことにしました(私ならもうブチギレ)。

そして12時半。まだ友達は現れません。
「何かあったのかな?」あなたは友達に電話してみることにしました。
「もしもし?今日12時に駅前待ちあわせだよね?今12時半だけど、なんかあった?」「ごめん、今起きた」「また?もう何回目の遅刻?いつも遅刻してくるじゃん。いいかげんにしてよ!」 
 

さて、状況の想像はできましたか?。
時間前行動ができるあなたと、いつも遅刻してくる友達。この遅刻魔の友達に、いくら説教してもイライラしても、おそらく無駄です。
私たちは他人を変えることはできません。もし友達が遅刻をしなくなるとしたら、それは友達自身が「遅刻しない自分に変わりたい」と自分で決意して、自分で工夫しなければなりません。
では、あなたはどうしたら良いのでしょう。方法はいくつかあります。 
 

例えば、待ちあわせ時間をカフェなど座ってゆっくり待てる場所にする。
これなら1時間遅刻されても読書などをしながら待てるので、遅刻をされてもそこまで気にならないでしょう。

または、自分も時間通りに行かない。
12時集合だとしたら13時までに行くなど、自分が時間の調整をすること。友達はどのくらい遅刻してくるかわかりませんが、待ち時間が少しでも減る可能性が高いですね。 
 

他にも手段はたくさんあるでしょう。
時間前行動をしているあなたが悪いわけではありません。あくまでも、その場面で生じるイライラに対して、どうやったら少しでも嫌な思いをしないで済むか、というお話しです。何をやってもだめなら、極論、その友達とはもう会わないという手もあります。 
 

私たち人間には、コントロールできないものがたくさんあります
他人のこともですし、天気や時間などもそうですね。
どんなに願っても天気を変えることはできませんし、時間を止めることはできません。
管理できないこと・コントロールできないことに気持ちを乱されるのは、脳のパワーの無駄です。考えるのなら、自分ができることを考えていきましょう
もしくは、コントロールできない事柄については「これは仕方のないことだ」と割り切って、必要以上に悩まないようにしましょう。 
 

1日の脳のパワーは限られています。
その限られたパワーは、どうせなら楽しいことに使いたいですよね。無駄使いせずに、使い道を考えていきましょう!

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