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世界線

良い世界線・悪い世界線に移動したと言ったりする。
実際にパラレルワールドの存在や仮想世界ではないかという見方は、真面目な話題として存在するほど研究も進められるようになった。

しかし、その「世界線の移動」というのは、まやかしのようなものでしかないと思っている。仮に誰かが良い世界線に移動したとして、世界中の人にとって良い世界だとは限らない。仮に誰かが悪い世界線に移動したとして、世界中の人にとって悪い世界線だとは限らない。

誰かに良いことがあった陰で悪いことに出くわした人がいるかもしれない。つまり、幸せの影に不幸があるかもしれない。
そう考えた時、世界線の移動そのものは何かの解決策ではないのではないか。と、思うようになった。

では、そんな世界で自分はどうしたいのか。
一人でも多くの人が、世界線を移動しても幸せな状態を維持出来ないだろうか。そのためには5年以上前から考えていることだが、実現に向けた事業を始めるべきだという結論に至るのである。

お金が中心の社会システムは、自由なようで雁字搦め(がんじがらめ)に囚われている状態なのだと、まずは多くの人に自覚を促したいと思う。
また、精神的に次元の低いシステムであり、無意味な競争と格差を生んでいる。本来、人類全体の利益を高めるための競争をするべきである。また、格差も小さく支配されない状態で生きることは、すなわちお金の世界ではなく必要なものの世界だ。