気持ちと行動
スクールカウンセラーのお仕事の中で、先生方にちょくちょくアドバイスさせていただいたり、子育て中の保護者の方に話させていただくのが、気持ちと行動を切り離して考えてみることです。
気持ちは十分に受け止めた上で、よくない行動、危険な行動は断固止めることも、時には必要です。
例えば、「いや!いや!」といろんなことを拒む子どもに、無理矢理行動させたり、逆に、こどもの気持ちを尊重しているように見えるけど、実際は大人の方が、関わりから逃げてしまっていたりします。
まずは、気持ちをよく聞いてみる。「いや」な理由がはっきりしていて、案外単純なこともあるし、こども本人にも理由はわからないことも多いです。前者の場合は、環境設定を工夫することで、意外とスムーズに解決することもあります。後者は、そうかーわかんないよねー、いやだよねー。気持ちわかるわー。と、とことん受け止める。
そうしているうちに、少しずつ行動が変わってきたりします。
はたと気付きました。
歌の場面での自分の気持ちと行動。。。
気弱な気持ち、自分には到底できそうにない(←ならば、何故にやっているんだ!?と自分にツッコミたくなりますが…)とか、消極的な気持ちが蔓延したり、失敗したらどうしよう?また、うまくいかないかも…?と不安と恐怖でいっぱいで、音楽のことが考えられなくなってしまってる。。。。
うーん。気持ちわかるよーー。でも、気持ちはちょっと横へ置いておいて…。シンプルに美しい音楽を求めて、行動に移してみよう。。。
ほら!この曲、こんなに素敵じゃない?美しいねー。みんなで分かち合おうよ…。
あら?結局、自分の話になってしまいました。。苦笑
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