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100%より70%でいい

「何事も完璧にやりとげたい!」
そう思う人も多いのではないでしょうか?

特に真面目な人ほどそう思う傾向があるようです。

100%の完成度を求めることは間違ってはいません。
高い目標があるからこそ辿り着ける結果もありますよね。

でも完璧を求めるあまり、物事の進み具合が遅くなったり、抱えている仕事を全て完璧にしたいが為に、それほど重点を置かなくていいものにまで力を入れすぎて心身ともに疲れてしまうことも。

そもそも完璧主義って誰の為の完璧なのでしょうか?

「新しい畳でも叩けばゴミが出る」なんてことわざがあるように、世の中には完璧ということはあり得ないのです。

仕事において、100%の出来だ!と思っても上司からダメ出しされることはありませんか?
むしろ完璧を求めるあまり締め切りが迫っている資料を提出してこないことに上司はハラハラしているかも知れません。

仕事で疲れているのに、頑張ってハンバーグを作って笑えなくなるなら、お弁当でもファミレスでも「おいしいね」と笑え合える方が何よりの食育だと思いませんか?

私も子どもの離乳食は手作りであるべきだと思っていました。でもどれだけこだわってもぐちゃぐちゃにして遊ぶだけで食べてくれず、正直かなり追い込まれました。

ある日何気なくその話を家族にしたら「自分で作るより、子ども向けに作られた商品は嗜好・衛生面・安全面で全てにおいて上回ってるんだからレトルトを利用すればどう?」と当たり前のように言われたんです。
さらには「企業努力の結晶でも食べなければ何を作っても無理だと諦めがつくでしょ?」とまで。

結局子どもはレトルトも食べずでしたが、あの言葉のおかげで完璧じゃなくてもいいんだと心穏やかに過ごせました。

目まぐるしくルールや常識が変化する現代だからこそ、「完璧」にこだわるより「完了」を目指してみましょう。

頑張ることと同じくらい継続することも大切
だから100%より70%でいいのです。

結果的に100%×2=200より70%×3=210の方が大きくなります。

To Doリストを作ってゴールを可視化するのもいいですよ。どんどんチェックが付くのが気持ちいいです。

人は日々成長していくものですから高みを目指すのは自然なモチベーションです。
でもそれが高すぎるといつまでも辿り着かなくてしんどくなってしまいます。
「出来ない」ことより「出来た」ことに目を向けて自分を褒めてあげてくださいね。