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【セッション・レポート】私は母を支えたかった

ご自身でも常に「私の本質は?」向き合われてきたご相談者さまより、ご感想をいただきました。

ご来訪いただきありがとうございます。~あなたの心にあかりを灯す~ツインレイ・ヒプノセラピスト&天と地を繋ぐヒーラー、あかりです。
(こちらはご相談者様のご厚意にて、セッションをレポートとして掲載させていただいています。)

再会を果たし、一歩一歩着実にお二人の関係を進めていらっしゃるご相談者さま。この方には一点、どうしてもぬぐえないものがありました。
お相手がとにかく人気者、彼を慕って多くの人が集まります。彼は、ご自身を犠牲にしてまでも頼ってくれる人たちに尽くそうと東奔西走、いつしか疲労困憊してしまうのでした。「自分が楽しめるならいいけど、疲れるぐらいなら少しその親切心の出し惜しみを制御した方がいいんじゃない?」ご相談者さまからアドバイスしたのが先月でした。お相手もハッと気づかれたようで、少しずつ変容が見られてからの今回。ヒプノセラピーのセッションを迎えました。

教会のミサに集まる人々。

過去世にどんなお二人の関係があったのか…それを見ようと飛んだ先は、何と幼少期!
きれいに保たれた見慣れた街…大聖堂ではないもののこの街の重鎮となっている存在感のある教会に辿り着きます。
教会には、牧師さん。ミサの準備が進む中教会を一望…どうやらプロテスタントの教会のようでした。開始時間が近づくにつれ人々が集まってきます。その中にいたのが、幼いご相談者さまとお母様でした。

できるなら、逃げ出したい

お二人の表情は、安心しきっています。あぁ、逃れられた…そんな安堵のため息に似たものが感じられます。お母様は心身ともに限界でした。お父様のお仕事のために慣れない地で暮らさなければならない、親戚は近くにおらずお母様は誰にも頼れない。しかも、お母様もお仕事をされていて、常に緊迫した中での生活。教会が唯一の命の洗濯ができる場。ほんの一瞬だけど、肩の荷も下りる。「できるなら、逃げ出したい」お母様からホロッと出て来た一言でした。

私がお母さんを支えなきゃ!

確かにお母様は限界でした。でもね、そのお母様を必死に支え、ご両親がお仕事でほとんど家を留守にしていたとき、ただひたすら二人の弟さんの世話をしてきたのが、ご相談者さまだったのです。「母が大変だったのはわかっていました。だから、言われるままに弟たちの世話をして、家事のほとんどを私が手伝っていました。でも、もしかしたら、母からよくやったね、って言葉が欲しくてやっていたのかもしれません…」ふと呟いたご相談者さま。
そう、実は「逃げ出したい…」は、ご相談者さまの中にもあった壮絶な苦しみと哀しみでもあったのです。でも、幼すぎて必死すぎて当時は感情も殺していてわからなかったけど、今こうやって受け止めるとなんて大きなものなのか…涙を流されるご相談者さまでした。

愛してほしかった。

ご自身が「労いの言葉」を求めながらも、ただ無心に家事をこなし幼少期の遊びたい盛りを封印されてきたこの哀しみ…実は、お相手の今に反映していることがわかってきます。お相手の幼少期、お母様の愛情を十分に得られなかった承認欲求を、頼ってくる人たちに無制限に与え続ける親切心へと変換されていたのです。「愛してほしい。認めてほしい」お相手の魂からの叫びが、周囲の人へ向けられています。
ご相談者さまの幼い頃の哀しみが浄化されたときこそ、「私は愛されていたし、母に認めてもらっていた」魂が癒された瞬間です。これが、お相手の今の潜在意識と連動しています。承認欲求からの親切心が心からの親切心に変わる時、お相手も周囲への方への対応の仕方も必ず変わって来ることでしょう。

一番大切なことは、ご相談者さまのインナーチャイルドが今回心から「私、本当に大変だったんだ。壮絶な時を頑張ってきたんだ」と認め受け止められ、癒されたこと…幼いご相談者さまが心から望んでいたことと感じています。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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