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フォーカシングストーリー~不思議の国に迷い込むような

走れ!【フリーカウンセラー】

最近ナッツにハマり過ぎて、いつでもどこでも頬張ったナッツが食べれるリスになりたいと願うのです。
※特にカシューナッツが好き

文学少女

小学生のときから本を読むのが好きでした。
ほとんど途切れることなく学校の図書館の本を借りてました。
読書感想文は何度か代表に選ばれ、どこでかは忘れましたか高校生で賞をもらったりしました。
それが専門学校に進学し就職し、読書するという習慣から遠退いていきました。
本当はもっとのめり込める、情景が目の前に広がり、こころが痺れるような文章を浴びるように読みたいのです。

心理言語学

人間の認知は言語によって処理するとされてます。
by  Chomskyチョムスキー
外からの刺激を言語化して自分のなかに落とし込む、そのツールとして言語はあるとされています。
…心理言語学については受験勉強程度の知識なのでここまでにしておいて…

言葉でその人の想いがわかる

がんばって隠してても、言葉の端々にその人がどう考えてるのかが出ることがあります。
それはFreudフロイトの指す無意識の領域が、ふいに顔を覗かせるからです。
昔、なにやらのワークショップで他人を紹介する【他己紹介】に参加したことがありました。
わたしが紹介する相手の方は年配でちょっとオドオドした女性、ご職業は教師。
その方を紹介するときにわたしは「職業は“一応”先生をされています」と言ってしまったのです!
言葉を発したあと即座に謝って、焦ってそのあとはなにを喋ったか覚えてません。
ほんと、めちゃくちゃ失礼なことを言ってしまったと後悔したあと、無意識に出た言葉が本音なんだと理解しました。

絶妙な言葉選び


先ほどの恥ずかしい過去ですが、学びはありました。
“一応”とは、「十分ではないが」「だいたい」「まあ」「普通程度に」と言い換えられます。
今思い返してもどれだけ失礼なんだと恥ずかしくなってしまいます。
でもそのときに感じた印象にしっくりくるのです。
これが、無意識を言語化した本心なのだと思います。

漠然としたものを言葉にしてみる

わたしの好きなフォーカシングでするのはこれです。
からだで感じた体験をしっかり味わい、それを表現するためのぴったりした言葉を選びます。
その言葉を探すことは森に入って探検をしているようです。
まるで、不思議の国のアリスみたいに。
フォーカシングをする度に、わたしはその言葉を見つける旅に同伴させてもらってます。
例えエンディングにたどり着けなくても、その行程が物語性に富んでいることはよくあります。
それをわたしは【フォーカシングストーリー】と呼んでいます。
フォーカシングで出てきたものが無意識なのかまでは探ることはしません。
それが本当のじぶんに近いと感じられる方は多くいらっしゃいます。

フォーカシングは出逢うことだと思っています。
いつかあなたにも、あなたらしいフォーカシングストーリーを描いてもらいたいです✨

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