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たつなー大集合!"たつのまち×こくりな RE:MeetUp"(イベントレポ)

こんにちは!
生き方共創コミュニティ、こくりな(Co-Creation Nagano)のおいちゃんです。
銀座NAGANOからお送りする新年1発目の生き方共創イベント、"たつのまち×こくりな RE:MeeTUp"を開催しました!

当日は総勢35名近くの方に足を運んでいただき、世代や所属を超えた交流(下は高校生から!)が次々生まれ、想像の遥か上をいく熱量を感じるとても素敵な場となりました!
※コロナ対策は十分に配慮して開催しております。

イベントを通して得た繋がりや学びがとっても豊かなものだったので、当日の様子をレポートしていきたいと思います!

図11
受験シーズンも近づいてきましたね。

たつなーとは

皆さん、「たつなー」の存在をご存じでしょうか。
「たつなー」とは、「長野県辰野町」の関係人口。つまり何かしら関わった経験のある仲間のことを指す愛称です。
今回のイベントはそんな「たつなー」または「たつなー予備軍(これから辰野町に関わってみたいと思っている人達)」が銀座NAGANOに集い、辰野町のいまを知り、学びを深めながら、互いの親睦を深めていこう!という同窓会(RE:MeetUp)のようなイベントです^^

イベント概要

■日時
1月10日(祝)9時30分Open 17時Close

■プログラム
9:30:オープニング
    ┗自己紹介&交流セッション
10:15:地域再生を学術的に考える
   ┗『関係人口の社会学―人口減少時代の地域再生』を用いたABD(Active Book Dialogue)
12:00:辰野町で実施しているプロジェクト紹介
   ┗全8プロジェクトをプレゼン形式で紹介
13:00:自由交流&ランチ

■主催
たつなー有志(辰野町の関係人口)
こくりな(Co-Creation Nagano)

自己紹介&交流タイム

初対面同士が多い状況の中での自己紹介&交流タイム。最初こそぎこちなさもありましたが、「各々の取り組み」や「想っていること」「考えていること」等を共有するうちに、少しずつ温かさや熱量が高まっていき、”何かが起こっていきそう”なワクワク空間になっていきます。
この時点で15名近くが参加しており、朝からモチベーションの高さを感じずにはいられませんでした。

自己紹介に加え、各々の”たつなー度”も含めてシェア

学び深める~Active Book Dialogue(ABD)の実践~

オープニングが一段落した所で、ここからはActive Book Dialogue(ABD)という手法を用いて、田中輝美さんによる著書『関係人口の社会学』を題材に少しカチッとしたワークを実施しました。

アクティブ・ブック・ダイアローグ®とは何か?
開発者:竹ノ内 壮太郎
アクティブ・ブック・ダイアローグ®は、読書が苦手な人も、本が大好きな人も、短時間で読みたい本を読むことができる全く新しい読書手法です。
1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、著者の伝えようとすることを深く理解でき、能動的な気づきや学びが得られます。
またグループでの読書と対話によって、一人一人の能動的な読書体験を掛け合わせることで学びはさらに深まり、新たな関係性が育まれてくる可能性も広がります。アクティブ・ブック・ダイアローグ®という、一人一人が内発的動機に基づいた読書を通して、より良いステップを踏んでいくことを切に願っております。

“未来型読書法アクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)公式サイト”. http://www.abd-abd.com/

大まかな流れとしては、
①分担して読書→②要約しその内容を発表→③気付きをシェア
という形で進めたのですが、皆さんの高い要約力に驚愕の連続!
要約のポイントや表現にも個性が表れ、まさに”クリエイティブ人材の集い”といった空気感の中、発表が進んでいきました。

1人で章の半分を要約してリレー形式発表することで、短時間で1冊の理解が深まります!

1章からの流れはというと、
「地域再生を目指すにあたっての課題が生まれた背景」に始まり、「定義」や「見られ方」、「立場」、「関わりしろ」といった観点で"関係人口"というものを捉えなおし、「地域と関係人口がどう関わるのか」、「地域が向かう方向性の示唆」という話に収束していきます。

「関係人口が地域にどう関わっていくのか」
この問いに対して信頼関係の重要性が語られていた点は、「地域のキーマンとの繋がりを創出していく」というこくりなが目指す一つの形に結び付きそうです。また、信頼関係の土台の上では、「地域再生/復興」だけでなく「きれいにたたむ」という方向性も考えられるという点は非常に印象的でした。

ワーク全体を通して、”全編読んだ気になった”、”シェアの内容が優秀すぎてドン引きした"などポジティブなコメント多数の学び多き時間となりました。
"関係性の構築"という観点でも、ABDを活用したワークは定期的にやっていけたらなと思います。

たつなーによるプロジェクト紹介

ABDで関係人口/地域再生への理解をみんなで深めた後は、プロジェクトを推進中のたつなーによるプレゼン大会を開催!
実際に今辰野町で動き出している8つのプロジェクトについて、この時間で紹介しています。
今回プレゼンを行ったプロジェクト一覧は以下。

プロジェクト一覧
①NAGANO生き方共創コミュニティ「こくりな」
https://magnetic-scale-f1a.notion.site/Co-Creation-Platform-b9b2aabaae444b118cc7bd1db54219f2
②関係人口向けメディアづくりPJ
③農水省共同PJ・食の未来を考えるコミュニティ「もぐラボ」https://www.instagram.com/mogumogu__farm/
④ケアラー支援サービス「想ひ人」
https://omohi-bito.studio.site/
⑤2拠点シェアハウス「Co-sato」https://preview.studio.site/live/moWvE72Ra6/
⑥パートナー対話サービス「みなものふたり」
https://minamonofutari.com
⑦つくり手になる旅・クリエイティブツーリズム「くらふと」https://docs.google.com/document/d/1m0HNgk8K1T_doAEECOxyjKK2B6muvALgKRT1eAaRntY/edit?usp=sharing
⑧信州つなぐラボ
・老舗酒造のアンバサダー募集
・どろん田バレー復活プロジェクト
http://shinshu-tsunagu.jp/

トップバッターは我々こくりなが務めました!
活動内容やそこにかける想いを伝える中で、後続のプレゼンが盛り上がるような場作りが多少できたかなと思います(笑)

こくりなも活動紹介!こくりなメンバー常に募集中です!

各プレゼンの詳細は割愛しますが、大学生や20代を中心とした若い世代が「辰野町」を舞台に自分の想いを形にしようとしている姿を見て、「こくりなも同じく想いを形にしていこう。また何か一緒に関わっていきたい」と感じる時間でした。

ABDを通して学んだ中で、”関係人口が地域にどう関わっていくのか”という問いについては、まだまだ課題もあり、実現が難しいことも色々あると思います。それでも、「辰野町を活用して色々取り組んでほしい」という辰野町の姿勢があり、そこに可能性を見出している若い世代がいて、プロジェクトを前に進める動きが起こっていることはとても素敵なことだと思います。

しかもそれを東京にある銀座NAGANOで実現しちゃっている所に更なる可能性を感じますね^^
プレゼンを終えた後には、"支援したい!"、"一緒にプロジェクト関わりたい!"など前向きな言葉も飛び交っていました。

■イベントに参加しての感想■
幅広い世代/様々な関わり方のたつなーの皆さんと交流をする中で”ここから更になにかが生まれていきそう”ということを強く感じる1日でした!
「活動を進めている本人が生き生きしている」→「辰野町が盛り上がる」→「そこに人が集まる」→「辰野町に留まらず、本人が生き生きしながら地域が盛り上がる」
こんな循環が自然発生するような状態を実現出来たら最高だなと感じるプレゼン大会でした!

こくりなメンバー おいちゃんより

~お昼休憩&交流タイム~

イベントとしてはここまでで終了!大いに盛り上がった後は、いける人でランチへ。盛り上がった分お腹もペコペコ。2,3チームに分かれて各々銀座の行きたいお店へGO!!しました。
ランチの砕けた雰囲気で、また違った交流が生まれたのではないかと思います。

<番外編>カードゲームで相互理解を深めちゃおう!

ランチの後は有志で残った人達で輪になって改めて自己紹介!
(途中入退出も多かったので笑)

”カードを引いて、書かれている問いに答える”という海外のシンプルなカードでしたが、少しワークっぽく考えさせられ、話題が尽きない有意義な時間になりました。

記載は英語のみなので要注意です(笑)

「おすすめの本を1冊選ぶとしたら?理由と共に」などライトなものから、「自分の人生を変えた過去の出来事」のような核心を突くような質問まで様々な問いが場をリードします。

特に印象的だったのは、「あと5年で死ぬことが確定したら、あなたの生活はどう変わりますか?」という問い。皆それぞれ想いを巡らせていたようでしたが、「今までもその感覚で生きてるから多分あまり変わらない」という当人(大学生)の回答が印象に残っています。「大学生でそこまで言い切れるなんて凄い!」と思う一方で、「もっと想像もできないような世界が開いていったら更によさそう!」なんてことも思ったりしました(笑)

流れる空気感も居心地よく、最後まで大盛況の1日となりました。
皆さんにとっての「関係人口の地域との関わり方」はどんな形ですか?

今後も銀座NAGANOを東京の拠点として長野-東京を繋ぐイベントを実施していく予定です!
直近のイベントはこちら。

興味を持って頂いた皆さんと関われることを楽しみにしています!
記事作成・写真:おいちゃん


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