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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/3/12 #136

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今回のアカデミー賞において、『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を受賞し、『ゴジラ-1.0』は視覚効果賞を受賞。日本のアニメ・特撮界にとって記念すべき日になりましたね。とはいえ振り返ってみると、今回は「通過点」に過ぎなかったとできれば尚良しです。後続に期待しています。


宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」に米アカデミー賞

米映画界最大の祭典である第96回アカデミー賞の授賞式が10日(日本時間11日)、米ハリウッドで開かれ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞に選ばれた。

アメリカでも興収ランキング1位を獲得しておりましたし、受賞する素地はあったのだと思います。宮崎映画の中でも、難解な方に属する作品ではありますが、受賞は素直に喜びたいですね。おめでとうございます!

アニメクリエイターの大規模イベント 高知で4月開催

4月20-21日に開催するアニメクリエイターの大規模イベント「高知アニクリ祭2024」に向け、主要メンバーが高知に集結。

徳島のマチアソビの開催が危うくなっているので、高知の「高知アニクリ祭2024」には期待しています。クリエイター中心ではあるので、集客は限定されるかもしれません。とはいえ、貴重な四国発のイベントです。陰ながら応援しております。

アニメコンテンツ・オンライン商談会参加企業がベルリンに旗艦店オープン

アニメコンテンツ関連商品を販売するドイツのフィグヤ(figuya外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、本社:ベルリン)は3月2日、ベルリン中心部の目抜き通りに旗艦店をオープンした。

ドイツでアニメの店舗ということで、需要がどこまであるのかな?と思ってましたが、「開店初日には1,000人以上が入場待ちの長い列」とのこと。日本企業も直接店舗展開するべきでしょうね。業界的にも求められているポイントですし。

海外人気アニメ『RWBY』で知られるスタジオ・Rooster Teethの閉鎖が決定。親会社・ワーナーの決定を社内向けメールで告知、海外報道を経てファンの間でも動揺の声が広まる

多国籍メディア企業のワーナー・ブラザース・ディスカバリーは3月7日(木)、3DCGアニメ『RWBY』シリーズで知られる子会社・Rooster Teethの閉鎖決定を従業員向けに発表した。

「日本風のアニメ」を制作できるスタジオとして期待されていましたが、閉鎖してしまうとは驚きです。ただし、スタジオが閉鎖になってもクリエイターはどこかに所属していくはずなので、将来的な萌芽に繋がるはずです。

日本人向けアニメの最大級海賊版サイト・B9GOODの運営者らに有罪判決

日本人向けアニメの海賊版サイトとして最大の規模を誇る、B9GOODの運営者らの有罪判決が確定した。

CODAの要請で、中国の公安がちゃんと「仕事」をおこないました。海賊版が横行すると、中国で正式許諾を受けている事業者にとってもダメージになります。国境を超えて取り組むべきですね。

3月22日(金)より上映「劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映」、「豪華版ポストカードコンプリートBOX(非売品)」プレゼントキャンペーンがスタート!

3月22日(金)より再上映が決定した劇場版アニメ『名探偵ホームズ』(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)。

配給はどこが手掛けているのか気になってましたが、Filmarksなんですね。ここまで配給力があるとは知らなかったです。全国131館とは、堂々たるものです。

MyAnimeListが4億円増資、コアミックスとブロックチェーン事業のAnimoca Brandsが引受け

MyAnimeListは2024年2月29日に新株発行による総額4億円の増資し、Animoca Brandsと社コアミックが引受先となる。

記事中にもありますが、「積極的な資本戦略」を続けているMyAnimeList。ここ1年以内でも、結構増資のニュースを見てきた気がします。グローバルプラットフォーマー同様、今やデータが何よりも価値を持ちます。データが集約されている同社には、どんどん資本が集まるのも自然な流れかと。

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