見出し画像

今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2024/2/20 #133

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
MyAnimeListは前からあったサイトですが、日本にいる海外のセールス担当もチェックしていたりするので、もっと注目されても良いはずです。英語がボトルネックなのかもしれませんが、あふれんばかりのバリューがあります。


世界では「推しの子」と「鬼滅の刃」どちらが人気なのか…海外にいる2000万人のアニメファンが下した評価

日本のアニメは海外でどのように見られているのか。エンタメ社会学者の中山淳雄さんは「海外のアニメファンは日本と同じタイミングで新作を視聴している。

中山さんによるMyAnimeListを活用した分析です。私も海外関連のマーケティングでは利用することもありますが、まさしく「宝の山」ですね。海外における人気・不人気作品が如実にわかります。

MyAnimeList


ソニーグループ、「クランチロール」有料会員数が1300万人突破 コアなファンだけでなくインドやブラジル、東南アジアと成長市場に魅力的なアニメを提供

ソニーグループ<6758>は、「クランチロール(Crunchyroll)」の有料会員数について、2023年12月末時点で1300万人を突破したことを明らかにした。

ソニーによる買収は大成功でした。今や日本のアニメ市場は半分ぐらいが海外によるものです。また、ライセンサーに留まっている事業者が多い中、ソニーは「リスク」を取って展開しているのが秀逸です。やはりリーディングカンパニーですね。

和田 丈嗣:大ヒット『SPY×FAMILY』を制作

── 12月22日に劇場版『SPY×FAMILY CODE: White』が公開されました。コンビニではいろいろな商品とコラボして大人気。前売りチケットもすごい売れ行きだそうですね。

慶應義塾のメディアなので、それほど突っ込んだインタビューにはならんだろうと思っていたら、なかなか攻めています。
『SPY×FAMILY』は2社による制作でしたが、以下のように分担されているそうです。さらっと興味を引くようなことが語られていますね。
「制作会社の分け方はシンプルに最初のテレビシリーズは奇数話、偶数話で分け、2年目は、主にテレビシリーズはCloverWorks、劇場版はWIT STUDIOという形で整理しました」

冬アニメ1月29日週の再生数ランキング、またも『薬屋のひとりごと』が5週連続で首位独走中

2024年新作冬アニメの週間再生数ランキング、上位5作品がABEMAから発表された。

『葬送のフリーレン』が3位になり、『薬屋のひとりごと』が引き続き1位です。5位に『俺だけレベルアップな件』がランクインされていますが、海外などでも再生数が回っているそうです。注目しています。

藤本タツキのマンガ「ルックバック」劇場アニメ化、6月28日に全国公開

藤本タツキによるマンガ「ルックバック」が劇場アニメ化。6月28日に全国公開される。

SNSの評判を見ると結構否定的な意見が多かったですが、アニメもかなり作家性が出そうな感じですし、うまくハマったら傑作になりそうな気がしています。ただ、原作のボリュームを鑑みると映画にしては尺が足りません。どう脚色していくのでしょうか。

生成AIのビジネスチャンスは、GAFAが攻めてこないところにある
アニメカルチャーや製造業の強さを生かす、日本企業の勝ち筋

AI業界の最先端を行く豪華パネリストが登壇した「GMO 渋谷 FUTURE 2024 - GMO SONIC Warm Up -」の様子をお届けします。AIの登場によって私たちの生活はどう変化し、そしてこの先の未来はどうなっていくのか。本記事では、AIビジネスにおける日本の優位性について語りました。

AIの分野でも日本は、良くも悪くも「ガラパゴス」なので、そこを活かしていきたいですね。IP分野は日本が得意な分野でもありますし、将来性は大いにありそうです。

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?