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営業したら負け

こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  

久々の投稿となりました。


最近契約やチャンスをどう掴むかという話をよく耳にします。

僕自身も新規事業立ち上げにあたり、関係各所と良好な関係を築く上で大切にしてることがあります。

それが

営業しない

という姿勢です。


僕は交流会が嫌いです。(笑)

理由としては、みんなが名刺をかかげ、自分のサービスを売り込もうと「営業」のことばかり考えているからです。
(もちろんこればかりではないかもしれませんが)

逆の立場に立てば、会って間もない、よく分からない人の話を聞きたいと思うでしょうか。

余程のインパクトがない限り、十中八九、聞き流されて終わりだと思います。

よくある最悪のパターンは、
「〇〇という方がいたら紹介してください」
という営業トークです。

今しがた会ったばかりの、どこぞの誰ともわからない人に、なぜ自分の大事な友人を紹介するのでしょうか。

けど、これは意外と耳にする営業トークです。

人間関係が構築されていないうちから営業をかけることは、その時点で自ら活路を断つような行為です。


かく言う僕も失敗体験は山ほどしました。
「〇〇というサービスをしてまして」
「〇〇について知見を借りたく」
など、今思うとだいぶ不躾だったなと感じます。

そうしたアプローチに対して返ってくる返答は、スルー、もしくはお金払ってくれるなら教えますよ、というビジネスライクな関係です。

本当に有益な情報ならいくらでもお金を払いますが、お金から始まる人間関係は、その先にあまり発展性がないことがほとんどでした。


僕は初対面の方とはどういう場であろうと、あまり仕事の話はしません。
目的は「友達になる」です。

飲み友達にでもなれば、もう話は早いです。
会話は盛り上がり、わざわざ営業なんて掛けなくても、勝手に相手が興味を持ってくれますし、こちらも相手に興味が出てきます。

「そういえば〇〇さんは何してるんでしたっけ?」
「だったらこれいいですよ!」
「いいですね、それお願いしたいです」
「というか何か一緒に仕事しましょう!」

などなど。

ビジネスパーソン同士、一緒にいて、楽しくて、会話にわくわくがあれば、その次に来るのは「一緒に何かやりましょう」です。

そんなわけで、営業をかけなくても、周りの方が勝手に人脈を繋げてくれたり、必要な情報を喜んで教えてくれる方に恵まれるようになりました。


某大手で営業成績全国1位を取り続けている方がお話されていたことが印象に残っています。

「仮に自分が保険の営業マンなら、1年保険を売るな」とのこと。

本当に売れる営業マンは、人間関係構築だけに1年費やします。
豊かな人間関係が構築された後なら、物を売るのは簡単ということです。


つい身勝手に営業をかけていないか。
自分の言葉が相手の心に届く人間関係は構築されているのか。

大事にしていきたい営業姿勢です。

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