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【読書】「運を支配する」20年間無敗伝説の雀士

こんにちは。かけだし社長の小寺です。

麻雀の世界で20年間無敗伝説を成し遂げた雀士、桜井章一さんと、サイバーエージェントの藤田晋さんの共著、「運を支配する」は僕のバイブル本の1冊です。

僕は中学校の頃から、家族の影響で麻雀を打つようになりました。正月にはおばあちゃん、父親と3人麻雀が習慣になってました。親子3代で楽しめるゲームはなかなかないので、うちにとっては貴重なコミュニケーションツールになっていたと思います。

そんなわけで、僕も麻雀はかれこれ20年以上嗜んできたわけですが、本書の冒頭にも記されているように、麻雀と経営は実に共通点が多いと感じてます。

麻雀と経営は似ている

麻雀も経営も、忍耐のゲームだと思ってます。あがれるのは一瞬、あとはひたすらやるべき事を地道にコツコツ継続して、次の運気が来るのを待つ。
本書の「水をはった洗面器から最初に顔をあげたやつが負ける」という表現は秀逸でした。

麻雀をしていると、世の中、本当にツキや運というのが存在することを思い知らされます。

毎回同じように牌を配り、同じようなレベルの人たちで打っていても、特定の人に流れが来て、その人が勝ち続ける、なんてことはザラに経験します。

そういうゾーンに入ってる人には誰も太刀打ちできないのです。そんな不思議体験を経ながら、運が回ってくるような行動、振る舞いというのを感覚的に身につけていきます。

運を引き寄せるにはセオリーがあると思います。自暴自棄になる、開き直る、雑になる。これらは運を逃す典型例だと思います。

大事なのは、いい時も悪い時も、勝ちを急がず、忍耐強くやるべき事をやり続けること
勝ちを急ぐと、細かいところが雑になり、結果また負けが込みます。麻雀も経営も、やるべき事を淡々とやってる人には、神様からのご褒美みたいなのがやってくると思います。

ちょっとオカルト的な話になってしまいましたが、けして神秘的な力が働くわけではないです。

本書でも運は実力、運は鍛えることができると語られてます。運とは、チャンスを逃さない力だと思います。

運が良い悪いというのは、掴み取る力の差で決まります。チャンスは皆平等にきていると言われます。あとはどれだけアンテナをはっているか、どれだけ掴み取ろうとしているかです。

常に緊張の糸を切らさず、来たるチャンスを敏感に察知して掴み取れる人に、運は回ってくるのだと思います。

奇をてらわず、基礎基本を貫く。どんな時も腐らず、おごらず、やるべき事に集中して運を引き寄せる自分でいたいですね。

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