夏に、テレビのニュースで＃KuToo運動の存在を知った。ちょうどその頃、私は外反母趾がひどくなり、友達に教えられ、足が痛くならないと評判らしいアシックスのパンプスを購入したところだった。その後も足は治らず、アシックスのパンプスですら無理。普通の男性用みたいな黒い皮靴でも痛い。整形外科では、タオルギャザリングをがんばって続けて下さいと言われ、湿布薬が出るのみだった。インソールもいくつも試し、正しい歩き方を習い、そして、今、ようやく痛みがなくなりスポーツも再開♪そんな私が思うこと。

おかしいでしょ！日本の「マナー」や「常識」。片や医療費削減とかいって、がん検診を広めているようだが、そんなことより、健康被害の元となるパンプスの強制をなくすだけで、どれだけ医療費が削減できることか。。

整形外科だけじゃない。日本女性は冷え性が多い。冷えからくる不定愁訴に悩まされている女性は多いはず。それも、おそらくだが、パンプスをやめて、正しい歩き方を習うだけで、消滅するような気がしてならない。だって、歩きやすい靴で正しい歩き方をするだけで、身体がポカポカしてくるのだから。

そんな私も仕事に行くとき、パンツの時は、男性用と同じ紐のついた革靴で行くのだけれど、（これすら、おかしいらしいけど。パンツスーツでも女性はパンプスがいいとマナーの指南書では言っている。）スカートの時は、まだ遠慮があるのだ。自分の中にあるへんな「常識」が邪魔をする。持って行って途中で履き替えるのも荷物になるし、、というわけで、普段はいつもパンツスーツということに。。まだまだですな。自分。。

あ、この前、ストッキングに黒の紐革靴とスカートの組み合わせで仕事行ってみた。誰も何も言ってなかった。こうして少しずつ世間を慣らしていこうと思う今日この頃である。。